河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

畑167 / オアシス

2024年07月22日 | 菜園日誌

落花生の二回目の土寄せを終えた。
憎きカラスに200株の苗を引っこ抜かれるという事件があったせいで、例年より十日ほど遅い。
いつもは中旬から野良仕事は軽めの夏休みに入るのだが、今年はあと一週間ほどかかりそうだ。
それでも一段落がついて少し気が楽になった。
のんびりやればいいのだが、お天道様しだいだから、のんびりが滞ってせかせかしなければならない時もある。
それに、極めて危険な暑さの中で、のんびりなんぞしていたら干物になってしまう。

土寄せを完了して、例年の夏場の指定席にドカリと座る。
農小屋の西側で、日陰で風がよく通る。
すぐそばを細い用水路が流れている。
せせらぎ(浅い川の流れる音)はしないが、きらきらと光りながら流れる水に涼しさを感じる。
生い茂る雑草の中に黄色い花をつけているのはヒレタゴボウ。
鰭田牛蒡と漢字で書いた方がわかりやすい。
茎に魚の鰭のような葉をつける。
けっこうやっかいな雑草だが、花を見ている限りは癒やされる。
早く帰ってシャワーを浴びたいが、ここは案外居心地がいい。
ちょっとした畑のオアシス。

のどの渇きを水筒の麦茶で潤す。
心の渇きは畑のオアシスで潤す。

コメント
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