河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

畑178 / 秋愁

2024年09月09日 | 菜園日誌

ひねくれ者の台風10号に惑わされていたのか…….気づかずにいた。
まだ8月だとばかり思っていた……>
その日暮らしの年金生活者とはいえ……なさけない!
最近、どうもおかしい……そろそろボケがきたか?
もう9月ではないか!
極早生玉ネギの種を蒔かなければ!
ニンニクを植える畝をつくらなければ!

わてて、6日の日に玉ネギの種を蒔いた。
玉ネギの種まきは、品種によって極早生(5日)・早生(10日)・中生(なかせ=15日)・晩生(20日~)と決めている。
日照時間の長さ(日長)がある長さに達っすると、玉が肥大するように改良されている。
極早生玉ネギは3月下旬から収穫だから、それまでにある程度成長させておかなければならないので早く種を蒔く。
8月の下旬から蒔くことができるが、早蒔きすると大きくなりすぎて、玉を大きくさせずに花を咲かせてしまう〈塔立ち〉。
経験から9月5日頃がちょうどよい。

土曜日に1アールほどを耕した。
玉ネギとイチゴを植えていた場所で、片づけてから土を休ませていた。
3ケ月も休耕していたから、土がカチンコに固まっている。
管理耕運機で四往復して、ようやく柔らかくなった。
汗びっしょり。
8時になると「厳重警戒」が発令!
昼には「危険」に変わるだろう。
畝は、明日から、1日に一本ずつ立てるとするか。

次の日に、秋冬野菜用の畝を一本立てる。
「畑171/盆からさ~きゃ」で書いた「一畝多品種混合分割植え」の畝である。
そのために、家で苗を育てている。
去年は、苗が育ったものの、暑くて定植できずに苦労した。
おそらく今年も暑いだろうと予想していた。
しかし……、去年以上に暑い!
去年の九月は「危険」がニ、三回だったのに、今年はほぼ毎日。
苗の育ちが悪い。
天高く馬肥ゆる秋なんぞ微塵も感じられない。
身の細るような愁いの秋である。

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茶話 / はてな

2024年09月07日 | よもやま話

【2022年2/12のリメイク版です】

問1 ○の中に漢字を一字入れて下さい。
 親 人 中 ○ 小
数十年前に、難関私立大学付属幼稚園の入試で出された問題です。入試問題だと言われると、何か重大な法則でもあるのだろうと構えてしまいます。しかし、昨今流行りのクイズ番組で出される問題の発想と同じです。答えは、左手を開いてみれば解けます。薬指の「薬」です。
これを右手の「小〇中人親」の順にされると、もうお手上げです。
さて、問1以下の問題です。チャレンジしてみてください(答えは過去のブログ記事に)。

問2 ○の中にアルファベットを一字入れて下さい。    
  S M T W ○ F S
問3 ○の中に漢字を一字入れて下さい。  
  北 本 ○ 九
問4 ○の中に漢字を一字入れて下さい。  
  小 中 ○ 大
問5 ○の中は大・小のどちらの字。
  大小大小大小大 ○小大小大
問6 A~Dの中から子どものカエルはどれ。
  A B C D

どのチャンネルを視ても、クイズ番組ばかりという日がある。クイズ番組が多いのは、製作費が安くすむからだそうだ。

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畑177 / つるがえし

2024年09月05日 | 菜園日誌

この暑さにも負けることなく、サツマ芋が生い茂っている。
さすが、江戸時代の三大飢饉や、戦中・戦後の食糧難の時代に多くの人々の命を救った作物だけある。
天候異変に強く、荒地でも栽培出来るので救荒植物と呼ばれている。
実際、放ったらかしでも育つ。
しかし、伸びた蔓から根が出て、余計なところに芋を付けて栄養が分散してしまう。
そこで、蔓の節から出ている根を切り、畝(うね)の中央へ折り返してやる【つる返し】。

その前に、秘密兵器の出番!
「畑173/盆からさ~きゃ2」で書いたトウガラシ液!
焼酎と酢に、トウガラシを漬けたもので、強いにおいでアライグマやヌートリアなどの害獣が寄り付かなくなる。
今回は、これに、ホームセンターで買った竹酢液(ちくさくえき)をブレンドする。
竹炭を作る際に出た液体を蒸留したもので、害獣の忌避剤だけでなく、殺虫殺菌、土壌改良、植物の成長補助にもなるという。
まずは、500倍に薄めたものを葉っぱにかける。
次に、10倍に薄めたものを通路の土にかける。
これで、畑全体がカプサイシンと竹酢に覆われた。

人畜無害だが、皮膚に着くとカプサイシンでヒリヒリするので、しばらく草抜きをして、葉っぱが乾いてからつる返し。
けっこう大胆にひっくり返しても、ニ、三日すると元に戻っている。
さてこれで、おいしいサツマ芋を食べることができるだろうと、捕らぬ狸の皮算用!
ひょっとしてカラスにも効果があれば一石二鳥。
しかし、そうは問屋が卸さない!
カラスの嗅覚は極端に鈍いという。
ふたつよいこと さてないものよ!

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