2022年新年あけましておめでとうございます。
年々記憶力の衰えを感じておりますが、司法書士業で些細なミスは命取りになることが多いですから、覚えたことなどは忘れないよう今年もブログ形式にて書き留めておこうと思います。
さて年初は堅苦しい内容ではなく、雑記を記しておきます。
司法書士の先生方は、書類の発送にレターパックや書留郵便を使うことが多いかと思います。
先日お客様に書類を送付する際に、S業者の「飛脚特定信書便」を使いました。
通常どおりレターパックや書留で送付すれば良かったのですが、お客様側が日中は不在で、不在票で郵便局に取りに行ったり再配達の依頼をするのが面倒だということで、時間指定で送付することにしました。それならばゆうパックで送ろう!と一瞬思いましたが、いや待てよ、ゆうパックで送れるのかという考えが頭を過りました。
今回送付する書類は、権利証、印鑑証明書、戸籍謄本、契約書、領収書等。
これらは全て「信書」に該当し、ゆうパックなどの宅急便では送付出来ません。
ちなみに信書とは、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と郵便法第4条2項及び民間事業者による信書の送達に関する法律第2条1項で定義されており、具体的な信書の該当例は総務省の「信書に該当する文書に関する指針」に掲載されています。
となると時間指定可能で信書を送付出来るのは、郵便局かS業者。
個人的にはY業者を使いたかったのですが、信書の取り扱いがないようです。
郵便局の時間指定は3区分の時間帯しかなく幅が大きすぎるので、結局S業者となりました。
S業者ではさらに「飛脚ジャストタイム便」という、細かな時間帯を設定できるサービスがあるのですが、残念ながら12月11日から1月4日は取り扱っていないということでした。そのため通常の2時間ごとの時間枠の時間指定でお願いし、念のため特記事項で「〇〇時希望」記載しました。係員の方が、ご希望に沿えるように努力はするが沿えなかったら不在票でお願いしたいということでした。
結果希望の時間には到着せず、お客様には再配達の依頼をさせてしまう手間を取らせてしまいましたが、無事書類はお手元に届き温かいお言葉までいただきました。
信書便の時間指定で融通が利くのはS業者しかなさそうですが、他にどこかありますでしょうか。
あればぜひ教えていただきたいです(^^)
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