最近スーパーのレジ打ちの人が、中年の中国人が入りました。
彼女はとても、真剣で丁寧に取扱い、順調な滑り出しをしていました。
私の後ろにお客がいない時に、「どう?慣れましたか?」などと、声を掛けていました。
彼女はうれしそうに、「大変ですけどね。」と上手な日本語を使っていました。
異国で働くということは、ほんとに大変だと思います。
しばらくすると、彼女は慣れてきたのでしょうか、緊張感も取れてきました。
そうすると、根っからの中国人カラーがちらちらと、目についてきました。
そうなんです。
誰でも最初は一生懸命ですから、教わったようにするのですが、慣れてくると、それが消えていくんですね。
そうすると、彼女の今までの接客にも、私はあれ?と思うようなことがありました。
荒いわけではないのです。
しいて言えば、長年店を切り盛りしてきたお店の女性にありがちな態度をオーパーにしたような感じなのです。
しかし、前のは日本人になろうとしていた。と思うしかないと、感じました。
日本人はただ立っているだけで、あの雰囲気は独特なものだと、私も初めて気が付いたのです。
中国人にとっては、きっと日本人になろうとすることは、とても厄介ではないでしょうか?
日本人女性がエレガントだと評する話は、昔からありました。
そういったちょっと引いた気持ち、自分を出さないことなど。日本人女性はそういう人種だと、考えさせられました。
良い悪いの話しではありません。この中国人ひとりでもって、多くの中国人がそうだというのも、少し言い過ぎかもしれないです。
日本人女性独特の雰囲気を、私は改めて発見したのです。