みかんを描きました

風もなく真っ青な空、全面ガラスの南部屋は温室のように温かい。
この部屋では私は猫になります。

外に出ると凛とした空気で身体がきゅんと固くなるようです。
ほんのわずかながら、白いものがふわふわと見えます。

温室から見える山なみがうす灰色の空にくっきりと浮かんでいます。
その向こうは雪かしら。そのまた向こうのそのまた向こうは・・・

同じ空の下でも千々な人々、千々な暮らし、だれもが穏やかでありますように。



白菜、大根、人参、蕪、葱、みかん、新鮮な野菜といっしょに入れて送りました。