セーラー万年筆

2008年08月17日 | 文房具
掃除をしていたら出てきたセーラー万年筆です。

あいまいな記憶ですが、高校生もしくは中学生になったときに親からもらった万年筆なので30年位前の物です。(年齢は計算しないように)

最低でも20年以上は使っていなかったので出てきた時にはキャップの内側は錆だらけでスムーズに外せず、インクも固まっていたのですがクリーニングの結果、見事に復活しました。

クリーニングと言っても、キャップは内側の金具を外し、内側と金具を「ピカール」で磨き、シリコンオイルを塗っただけで、ペン先は一般的な浸け置き洗浄だけです。幸いにもたったこれだけの作業で見事に復活してくれました。

書き味はクルトゥールやPILOTよりもソフトで3本の中では一番気に入っているのですが、コンバーターが使えない仕様のため、どうせならと思い「極黒 カートリッジ」を入れてしまったため、filofaxの保存リフィル&保険金請求書関係用になっています。

「極黒」って真っ黒で耐水性があり滲みも少なく、実用的にはすごくいいインクなのですが、色ムラのあるインクの方が万年筆らしくて味があると思うのは私だけでしょうか?