弥右衛門の暇つぶし

写真、動画での旅行記、ビックリ仰天記事など。

ユーラシア大陸、一人旅, Nur-Sultan(Astana) Kazakhstan 9/14-17, 2019 (6)

2019-10-17 21:12:19 | 爺さんの一人旅

ユーラシア大陸、一人旅, Nur-Sultan(Astana) Kazakhstan 9/14-17, 2019 (6)

1997年にアルマトイから遷都された新しいカザフスタンの首都、黒川紀章さん新首都のマスタープランを設計されたことで知られてます。また2017年には万博も開催され、中央アジア一の資源国としても知られています。また最近話題になっている”ツラン文明、民族”、カザフスタンはその文明勃興の重要地域。そんなん事もあり興味深々。ウズベギスタンのタシュケントからウズベギスタン航空で、約1,600キロ、3時間の行程です。空港はそれほど広くなく、発着数が少ないのか混雑は有りません。スムース、快適に入国が出来ました。ここもタクシーの評判が良くないのでホテルの車で迎えに来てもらい,小一時間でホテルにチェックイン。

翌日、ホテルの前からバスで新都心に移動、まず巨大テントの様なカーンシャティリーエンターテイメントセンター(ショピングモールと娯楽施設が一緒にある)を見学、ここから観光バスに乗って一周。パイテレク(市の中心のモニュメント兼展望台)残念ながらガラスで覆われていて市内の撮影が出来ないのでツーリストインフォーメイションセンターのお嬢さんと記念撮影、まったく違和感を感じません。我々のルーツは中央アジアかでしょう、これは間違いありません。モンゴル、ブリヤート人より、キリギスタンを含むここの人達ととても似てます、同系です。DNAも同じです。漢民族とは少し違います。そしてバスに乗ると決まって若い人が席を譲ってくれます。観てるとおじさん、おばさんが若い人に譲るように指導してるように見えます。日本でも昭和、戦後間もないころはおじさん、おばさんが若者を指導してた、良い時代がりましたが、まさそれがカザフスタンにあります。まぁ、私には居心地が良い所でした。


ユーラシア大陸 一人旅 Tashkent Uzbekistan 9/12-14, 2019 (5)

2019-10-15 22:29:53 | 爺さんの一人旅

ユーラシア大陸 一人旅 Tashkent Uzbekistan 9/12-14, 2019 (5)

9月12日夕方、ウズベギスタン航空でイスラム・カリモフ・タシュケント空港に到着、時差が一時間あるので出発、到着時間があまり変わらない。入国検査が終り荷物受取エリアの中央にツーリストインフォーメイションセンターがあり、ここでツーリスト用のSimカードが買える。現地通貨ソムのみなの支払いなので、このホールの両側にある両替所で換金、早速携帯にセットしてもらう。価格は1,000円弱。荷物を受け取り外に出ると雲助タクシー運転手の総攻撃に会うが、無視して駐車場を突っ切り、300メートル位でロータリーに出るので、ここで流しのタクシー(といっても白タク)を捕まえる。値段を決めて住所を地図で教えホテルまで運んでもらう。雲助タクシーの相場は$15.-,白タクか300円程度、この方法は予約したホテルのマネージャーがわざわざメールで教えてくれた。

翌日、早速地下鉄利用でチョルス・バザール見学、昼近かったので人出は少なかったが、中央アジアのバザール独自の雰囲気を味あう。そしてミノールモスク、ここのブルーのドームは乾燥した空気の中で一段と輝いている。丁度金曜日のお祈りの準備中で中を覗くことが出来た。それからウズベギスタンの英雄、アミール・ティムール博物館へ。この英雄はモンゴル貴族の出で、元の滅亡後、再興を誓い,わずか30年でインダス川から黒海にいたる地域を征服,大帝国を築いた、英雄だそう。この博物館の中に遺品、遺跡出土の装飾品などが見られるかと、期待してたが、パネルで彼の功績を紹介するものだけで、残念見られませんでした。

滞在したホテルのプールサイドに美容院があり、ここのスタッフが3人三様の顔をしている。ウズベギスタンの人はトルコ系からロシア系、ウズベク系など、またグリーンの目をしてる人も多い。他の中央アジアの人とは違うようだ。

タシュケントは中一日の滞在であまり多くを見られなかったが、次の旅行計画で、ここから陸路でトルクメニスタン、カスピ海へ抜けるルートを考えていて、その可能性の下調べもした。

明日はNur-Sultan(旧アスタナ)カザフスタンの首都に移動します。

 


ユーラシア大陸 一人旅 Bishkek Kyrgyzstan 9/12, 2019 (4)

2019-10-15 19:10:01 | 爺さんの一人旅

ユーラシア大陸 一人旅 Bishkek Kyrgyzstan 9/12, 2019 (4)

9月12日、この日はウズベギスタンへの移動日ですが、フライトまで時間があるのでローカルガイドのJibekaさんに街を案内してもらいました。彼女は日系の組織で働いている傍ら、時間が空くとボランティアでガイドを引き受けてます。利発でよく気が付くお嬢さんです。ビシュケクの街は人口約100万人、標高800メートル、北側はカザフスタンとの国境。南は天山山脈支脈の山岳地帯。アラトゥー広場を中心に大統領府、官庁、国立博物館、国立劇場、大学などが整然と配置され、緑多い綺麗な街です。街の西側には巨大なオシュバザールがあり活気に満ちてます。大学が7校あるそうです。ロシア語が公用語だそうですが最近は英語を理解する若い人たちが増えているようです。

短い滞在でしたが、魅力的な街で、行き会う人達が我が同胞と思え、違和感がありません。来年もこの国を訪れ、今度は地方をゆっくり周ろうとと思います。都会でストレスにまみれて忙しい生活を強いられている人達には、是非ここを訪れてみてください。近代的な設備が整っているリゾートで休暇を過ごすより何倍もリフレッシュ、精神衛生上最高です。


ユーラシア大陸 一人旅 Bishkek Kyrgyzstan 9/10, 2019 (2)

2019-10-15 18:57:16 | 爺さんの一人旅

ユーラシア大陸 一人旅 Bishkek Kyrgyzstan 9/10, 2019 (2)

9月10日、早朝、空港に向かう。中国は全土北京標準時を使ってるので西の端の烏魯木斉は午前6時でもまだ暗い。そしてビックリ、早朝にもかかわらずBishkek行の中国南海航空のカンター長蛇の列。ウイグル族、中国人、キリギス人でごった返している。やっとチェックインが出来たが、今度は荷物検査、チェックイン荷物の中に電池が入っていたので再検査、手荷物の検査を終えて搭乗ゲートに着いた時は出発20分前、急いで乗り込む。マナス空港に着いた時にはすっかり日も上がり快晴、気持ちが良い。入国検査もスムースに進む、荷物の受け取るエリアに旅行者用のSimカード売り場がある。便利だ。外に出て両替をし、Simを入れ替えGoogleのロシア語に繋いでみる。準備万端、これで話が通じる。 雲助タクシーをよけ空港タクシーをUs9ドルで頼む。途中この翻訳機を使い午後5時間,このタクシーを約5000円で貸し切る交渉が成立。目的地はイシク・アタ温泉保養地とプラナ遺跡、現地旅行社に頼むと260ドルもするので、これで良しとする。午後一時にホテルを出発、小一時間で標高1500メートルぐらいの保養地に着く、気温を下がる。出会う人はダウンを着てる。雪解け水の河が流れていて、上高地の梓川の趣。ロシア系の人は皮下脂肪があるので薄着、温泉プールに入っている人もロシア系の人。私は水温が低いので温泉水の出口で温まる。出ると寒い。保養地を後にしプラナ遺跡に向かう。塔があるだけで何もないところだが、大昔はここに村が点在し、シルクロードの経由地だったのとの由、中央アジアどこでもだが、旧跡の発掘調査が十分されていない。これから調査が進み多くの発見、歴史が明らかにされていくだろうと予測される。 帰りに牛の大群に遭遇、牛ファーストで車がよける。誠にのどかな情景だ。ここでは牛、馬、羊、犬、鶏すべて放し飼い。これは良い。帰りの自動車道からの雪山の遠景は素晴らしい。 6時前に帰還、今日のホテルはなんと一泊25ドル、朝飯付。明日は山に登ります。


ユーラシア大陸 一人旅 北京/烏魯木斉 Z69号列車で西へ 9/08、2019 (1)

2019-10-15 18:54:53 | 爺さんの一人旅

ユーラシア大陸 一人旅 北京/烏魯木斉 Z69号列車で西へ 9/08、2019 (1)

今年も9月7日からユーラシ大陸への長旅に出ました。明くる8日、北京西駅からZ69号寝台車で烏魯木斉を目指します。30時間の長旅です。 その後、キリギスタン、ウズベギスタン、カザフスタンを回り、ヌール・サルタン(旧アスタナ)からRiga(Latvia)に飛び、バスでVilnius(Lithuania),更にWarsaw(Poland)陸路移動,Bucharest(Romania)、Budapest(Hungary)は空路,また陸路バスでPrague(Czech)へ向かいます。帰国は10月9日の予定です。

北京は2年ぶりですが、今回は西駅の近くのホテルを予約し、北京首都空港から空港電車、地下鉄を乗り継でホテルまで一時間強で着きました。早速、北京西駅に出向き予約証を乗車券に交換、切符受け取りの窓口を探すのに時間がかかりましたが、無事入手、8日、10:00の出発です。その足で王府井に向かったのですが,あいにくこの界隈が公安に封鎖されていて、名物の夜市には入れませんでした。 翌朝、早めに駅に向かい、待合室で待つことにしましたが、すごい込みようで、帰省客なのでしょうか、それとも首都観光に訪れた地方の人達なのでしょか、待合室はいっぱいです。確かに中国は今、国内、海外を含め観光ブームと見受けられます。昨年、敦煌でも火焔山でも物凄い数の観光客でごった返してました。 さて、このZ69号18両編成なのですが一等寝台車が14号車一両だけ、13両が2等寝台車で、今回一等が取れず2等車です。三段二列の6名一部屋で、私の席は中段、ここは座ると頭が上のベットについてしまう。仕方がないので寝ているのですが、外は見えない息苦しい、おまけにデッキでタバコを吸う人がいて、この煙が漂ってくる、大変な思いをしました。 仕方がないので食堂車でお茶を買い、ちびちび飲みながら外を眺め時間をつぶしてました。 烏魯木斉駅は郊外に新しく出来たばかりで、旧駅に近いホテルを取ってしまい、これは失敗でした。この30時間の列車の旅は本当に疲れました。香港から並行輸入で買った中国内16都市で使えるSimカードも結局列車が都市を離れると使えず、Baidu(百度)の翻訳ソフトも役立たずでした。30時間会話が出来ず、これはストレスがたまります。