弥右衛門の暇つぶし

写真、動画での旅行記、ビックリ仰天記事など。

Lake Gearge Resort ニューヨーク州

2019-07-24 20:21:13 | 旅行

 

Saganore Resort Hotel LakeGeorgeの南端に位置する1883年開業、Historic Hotel of Americaの一つ。カミさんの幼馴染はここで30年働いていて、最近リタイァーした。

何年か前の夏にカナダ、アメリカの各地を訪れたことがある。 かみさんの幼馴染がスコットランド系のアメリカ人と結婚して、ニューヨーク州とカナダ国境モントリオールに近いLake Georgeに住んでいるのでそこを訪れた。マンハッタンのPennsylvania駅からAMTRAKで一路、北へ、約3時間でAlbany駅に着く予定だったが、なんと1時間半の遅延。途中で止まったきりで動こうとしない。その間何のアナウスもなし。冷房か効き過ぎで寒い。皆さんカーデガンなど荷物から出して着ていた。しかし誰も車掌に苦言を結いに行く人がいないよう。これが当たり前なのでしょうか。ビックリしました。      Albany駅で待ち合わせだったので、まことに申し訳なかった。Albanyから車で約一時間でLake Gearge到着、彼らの住まいは湖畔から少し山側に入った昔牧場であった所にある。 Lake Georgeは夏はマンハッタンやAlbanyからの避暑客でにぎあう、森と湖の静かなリゾート。


そのお宅のテラスで初めて野生のハミングバードを見てとても感激した。 小説の中の記述なのでこの小鳥について多少の知識はあったが、あまりにも小さく、蜂にしては大きく、なんといってもその飛ぶ姿に感動した。
八右衛門の独り言 この地は冬は大変厳しい寒さなので、夏に南から渡って来るのだろうと察するが、この季節どこの家でも蜜の入った瓶をテラスに提げて小鳥が来るのを待っているそうだ。 ハミングバードが来てくれると何か気持ちが安らぐと言う。 まったくその通りだろう。 
いつもカナダ、アメリカの郊外にいくと野生動物や鳥に多く出会うが、自然が豊かと言か、人口密度が少ないのだろう。 このお宅も隣家までは500メートルも離れており、裏庭だけでも千坪はありそうだった。 ここには鹿やほかの大型動物も来ると言っていた。
そんな閑散としているところなので自然災害には充分な備えをしているそうだ。 自家発電機、井戸、パラボラアンテナによる衛星TV受信等(これは奥さんが日本のTVを観るため)、万全だそうだ。 
もう一つ、護身用の銃、これも絶対必要だそうだ。 ご主人は銃のコレクターでもあるのだが、なんと鍵のかかった銃庫には拳銃、ライフル銃含めて20数丁が保管されていた。 また大型のリボルバーが常にベットの枕の下に置いてあるそうだ。
安全も自分で守る、アメリカでの銃規制は難しそうです。 奥さんは日本に行くと必ず着物、民芸品とか日本ゆかりの品物を持ち帰り、それらを居間に飾っている。訪問者が欲しがると販売する。結構繁盛しているようでした。でこのご夫婦すでにリタイァーしていて日本中旅をしている。中でもだいぶ前に徳島県祖谷のアメリカ人アレックス・カーが経営する「昇龍直」にも泊まっている。日本人が知らない日本の古い情緒が残っている穴場を回っているよう。脱帽です。

裏庭、この右奥に赤い鳥居がある。

Sagamore Resortの持ち船でランチクルーズがある。蒸気船なので振動がなくスムースで静に走る。


笠間の誇る画家、田中嘉三記念館

2019-02-22 22:03:32 | 旅行
笠間の誇る画家、田中嘉三記念館

春節を迎え、少し春めいて来たので、ぷらっと秋葉原から”やきものライナー”に乗って茨城県笠間市まで行ってきました。巷では茨城県には見どころが無いと言う方々が多いのですが、これは間違い、水戸市を始め隠れた名所が沢山あります。ここ笠間も地味ですが隠れた名所が沢山、”笠間芸術の森公園”、”茨城県陶芸美術館”、”笠間日動美術館”、笠間稲荷神社”中でも芸術の村にある田中嘉三記念館は知る人ぞ知る美術館です。
田中嘉三は明治42年笠間に生まれ58歳で生涯を閉じるまで、ここ笠間で画家として一生を過ごしました。この記念館は嘉三が生涯を閉じるまぎわに、長男真一に渡したスケッチブックに書き残した”今すこし命をください”この言葉に触発された残された家族が協力、苦節11年をかけて建てた記念館だそうです。展示されている日本美術院入賞作品を始め数々の感銘深い作品がありますが、嘉三の妻、ミツの記念館建造についての手記にも心打たれました。

展示作品の中で特にこの“唐招提寺講堂”が印象的でした。

ここ芸術の村には”春風萬里荘”、北大路魯山人のかっての住居を鎌倉から移設し、手製の道具その他の品物を展示している館も見ものです。
笠間日動美術館を竹藪うまく配した静かなたたずまいで、彫刻が数多く展示されてます。

この日動美術館の隣りが有名な笠間稲荷神社で、ここはさすがに人出が多く参道にはお土産や並んでました。
笠間駅前の観光案内所で電動自転車を借り、一日かけてそこかしこ観て回り、昼は自然薯入りのそばを食べ、これはうまいです。

帰りも”やきものライナー”を使いましたが、高速道路が渋滞するため三郷ジャンクションの先の八潮インターで、降ろしてくれて筑波エクスプレスに乗り継ぎが出来ます。余分な料金はわずか100円で秋葉原駅まで乗れます。茨城交通バスの粋な計らいです。これで30分以上早く到着しました。
この田中嘉三記念館はNHKの旅プログラム”小さな旅”で紹介されたこともあるそうですが、文字どうり今回の笠間の訪問は感銘深い小さな旅でした。

金精峠の虹

2018-12-23 16:29:42 | 旅行

12月22日、金精峠を登り始めた時に珍しい虹に遭遇しました。ちょうど温泉寺の上、切り込湖ハイキングコースの登り口の所です。時間は午前11時少し前。金精峠の頂上方面は霧雨、湯の湖は薄日が差してました。こんな低い所にも気象条件次第で虹が現れるのでしょうか。