弥右衛門の暇つぶし

写真、動画での旅行記、ビックリ仰天記事など。

オランダ版「ええじゃないか‼ ええしゃないか‼」世直し一揆

2021-09-20 19:19:44 | 世界のビックリニューズ
江戸時代の末期、慶応3年の夏から暮れにかけて近畿、四国、東海地方で起きた騒動で、天から「お札」が降ってきて、これは世の中よくなる慶事の前触れと、民衆が踊り狂った騒動、別名「世直し一揆」
オランダでこれと同じような騒動がワクチン接種反対運動を目的に起こってるようです。
下、Insider Paperのtweet です。
 


ヨーロッパもワクチン接種強制反対、これから益々激しくなりそうです。オーストラリアのロックダウン反対運動も激しくなりそうです。
今後、どのように成るのでしょうか。

9/20,    2021         弥右衛門

ワクチンパスポートの規制は一般市民にワクチン接種を受けるよう圧力をかけるためだそうです。

2021-09-14 11:09:29 | 世界のビックリニューズ
Bonafidrの記事です。イスラエルの保険大臣が「ワクチン・パスポート規制を課すことは、一般市民にワクチン接種を受けるよう圧力をかけるためだけに必要とされるものであり、医学的な理由からではない」と認める発言をした、とBonafidrが配信してます。これって、まぁ、分かるよね。だけどマイクの切り忘れでオンエァーされたとのこと、どうするのでしょう。次の記事です。

イスラエルでは一日の新規感染者数が過去最高を記録してると言うことですが、ワクチンもダメだと、一体今後どうなるのでしょうか、
心配です。

914,    2021         弥右衛門

嵐の後の夕焼け、 ワクチンパスポート反対運動

2021-09-07 12:18:00 | 世界のビックリニューズ
カナダのMelissa Wamboltさんのtweetを転載します。
嵐の後の夕焼けと虹、良いですね。
 

いよいよ世の中、変な動きになってきました。ワクチン接種パスポートだそうです。 これは大きな疑問が残ります。
そもそも、感染者数を調べるPCR検査が信頼できる検査ではない。検査の結果、ウイリスの存在を確認が出来るものではない。このような検査の上に立って感染者数を出している、こと自体オカシイ。
イスラエル政府機関の研究所の調査発表では,新規感染者の約8割は2回ワクチン接種済みの人である事実。ワクチンの有効性に疑問がある。なのにワクチン接証明の意味があるのか、大きな疑問が残る。

これは問題。ヨーロッパではワクチン証明パスポート所持強制に大規模なな反対運動が起きてる。コロナに対する治療薬の開発とか、確実な医療、科学的な根拠のある予防法の開発など、ワクチン以外の対処法が日本の医学の総力を尽くせば出来るはず。ワクチンパスポート政策案はどう考えても合理的ではない。しかも割引が適用できるだと。じょうだんだろぅぅ‼


9/07,    2021            弥右衛門

アインシュタインが残した言葉

2021-09-04 11:31:00 | 行動、直観、駆動
今日はあの人、アルベルト・アインシュタインの日本滞在記の話をメモします。アインシュタインの滞在記についてはいろいろと取りざたされてますが、個人的には彼の西洋人としての日本人観察力の正確さに感服してます。西洋人には日本特有の
「和もって貴しとなす」、この概念は理解できないのですが、見事に言い当ててます。そのほか日本が西洋の文化模倣、傾斜いく姿を憂いてます。すでに彼の訪日から100年の歳月がたってますので、今となっては何としようもない無念な思いもします。
以下は先輩方の書籍「アインシュタインの旅行日記」の批評と彼の日記、手紙抜粋です。

アインシュタインは、雑誌・改造社が企画した日本講演旅行を承諾し、1922年11月17日から12月29日まで約一か月半日本に滞在している。1922年10月8日、妻のエルザとともにマルセーユで日本郵船の北野丸に乗船した。 彼がまだ香港から上海に向かう船上にいた11月10日、1921年度のノーベル物理学賞が彼に授与された。
日本到着前の船中日記には「国家イコール宗教と言う不気味な連中」、「日本人の心理を理解するのは困難」などと譲疑や皮肉を記している。が、その後の日本での滞在はでかれの印象は激変する。
12月27日、帰国寸前に息子への手紙には「日本人のことをお父さんは、今まで知り合った民族よりも気に入ってます。物静かで、謙虚で、知的で、芸術的センスがあって、思いやりがあって、外見にとらわれず、責任感があるのです」と最大級の賛辞を書いてます。
余程同行した人の人柄がよかったのか、また会った人たちがみな素晴らしい人達だったのでしょうか。

「日本には、われわれの国よりも、人と人とがもっと容易に親しくなれるひとつの理由があります。それは、みずからの感情や憎悪をあらわにしないで、どんな状況下でも落ち着いて、ことをそのままに保とうとするといった日本特有の伝統があるのです。
ですから、性格上おたがいに合わないような人たちであっても、一つ屋根の下に住んでも、厄介な軋轢や争いにならないで同居していることができるのです。この点で、ヨーロッパ人がひじょうに不思議に思っていた日本人の微笑みの深い意味が私には見えました。
個人の表情を抑えてしまうこのやり方が、心の内にある個人みずからを抑えてしまうことになるのでしょうか? 私にはそうは思えません。この伝統が発達してきたのは、この国の人に特有のやさしさや、ヨーロッパ人よりもずっと優っていると思われる、同情心の強さゆえでありましょう。」
 

「自然と人間は、一体化している」
日本人の「個人の表情を抑えてしまうこのやり方」のために、アインシュタインは日本滞在中も、その心の奥底に入り込むことはできなかった。

「人間同士の直接の体験が欠けたことを、芸術の印象が補ってくれました。日本では、他のどの国よりも豊潤に、また多様に印象づけてくれるのです。私がここで「芸術」と言うのは、芸術的な意向、またはそれに準じ、人間の手で絶えず創作しているありとあらゆるものを意味します。
この点、私はとうてい、驚きを隠せません。日本では、自然と人間は、一体化しているように見えます。…
この国に由来するすべてのものは、愛らしく、朗らかであり、自然を通じてあたえられたものと密接に結びついています。
かわいらしいのは、小さな緑の島々や、丘陵の景色、樹木、入念に分けられた小さな一区画、そしてもっとも入念に耕された田畑、とくにそのそばに建っている小さな家屋、そして最後に日本人みずからの言葉、その動作、その衣服、そして人びとが使用しているあらゆる家具等々。
…どの小さな個々の物にも、そこには意味と役割とがあります。そのうえ、礼儀正しい人びとの絵のように美しい笑顔、お辞儀、座っている姿にはただただ驚くばかりです。しかし、真似することはきません。」
 
「和をもって貴しとなす」とする世界で、人びとは自然とも和して生きてきたのである。
たしかに日本人は、西洋の知的業績に感嘆し、成功と大きな理想主義を掲げて、科学に飛び込んでいます。けれどもそういう場合に、西洋と出会う以前に日本人が本来もっていて、つまり生活の芸術化、個人に必要な謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保って忘れずにいて欲しいものです。
 
科学技術の進展から、人類は核兵器を持ち、地球環境を危機に陥れてきた。アインシュタインが賛嘆した人間どうしの和、自然との和を大切にする日本人の伝統的な生き方は、いまや全世界が必要としているものである。

如何でしょうか。江戸末期から明治にかけて日本を訪れた西洋人は押しなべて日本人の精神性を褒めた立ててます。渡辺京二さん著書、「逝きし世の面影」は当時の日本に滞在した西洋人の滞在記、手紙などを集成した本で、そのなかで当時の日本がどう言う国であったかを西洋人の観点から浮き彫りにしてます。「この国の文明が、人間の生存をできうる限り気持ちの良いものにしようとする合意とそれに元ずく工夫によって成り立っていたと言う事実」これがあったと渡辺京二さんは指摘してます。戦後、ややもすると多くのインテリ層が日本嫌いの態度を取る傾向の中、アインシュタインの言葉を始め、西洋人から見た昔の日本のありようについてもっと、理解を深めなくてはと思ってます。

9/04,    2021          弥右衛門

カナダ・フラインインフイッシングの話

2021-09-03 14:54:44 | 旅の思い出
どうも世の中明るい展望が望めない状況が続いてるので、今日はすっきり、晴れ晴れとした話にしたいと思いまして、その昔、ある雑誌に投稿した記事を転載します。表紙の写真は、鈴木大地初代スポーツ庁長官の若かかり日に雑誌「Number」の編集の人とカナダで「フライインフイッシング」を経験した時のものです。
ここから本文です。

[カナダの釣り]と言うと、すぐに思いつくのはバンクーバーのサイモンフレイザー河のサーモン釣り、ロッキー山上湖でのトラウト釣りなどが思い浮かびます。カナダ西岸のブリティシュ・コロンビア州、ユーコンっ準州での釣りが日本ではよくしられてまが、北米(アメリカ・カナダ)では五大湖地方を中心にカナダ・オンタリオ州がフイッシング・パラダイスとして有名です。
オンタリオ州は、その面積7万平方キロ、スペインとフランスの面積を併せたものより広く、日本の面積の約三倍の広大な地域です。南を五大湖とセント・ローレンス河で米国と国境を分かち、北は北極海のハドソン湾に面してます。東西1,730キロ、南北約1,670キロです。数万年前の氷河期後に出来た夥しい数の湖沼、河川が点在してます。その数40万とも50万とも言われてます。その湖水に生息する淡水魚は100種類以上に及びます。こんな地理的条件がオンタリオ州を北米有数のフイッシング・パラダイスにしてるのでしょう。
1月から3月にかけてのアイス・フイッシング(結氷した湖上で釣り)に始まり、4月-9月はスティール・ヘッド(海や大湖に生息し産卵ために遡上するニジマスの一種)、サーモンの渓流釣り、夏には湖でのマスキーのトローリング、地上ルートで行けない奥地に小型水上飛行機で飛び未開拓な釣り場で楽しむ、フライインフイッシング等々、一年中多種、多様なフイッシングが楽しめます。
取り明けオンタリオ州の北部のフライインフイッシングは全米の釣り人の間で大変な人気があります。毎年、1月から3月の間、全米各地で「スポーツマン・ショー」と名打った大規模なアウト・ドァー・スポーツ関連のコンシューマー・ショーが開催されます。会場では決まってオンタリオ州北部のフライインフイッシングの情報コーナーとアラスカのサーモン・フイッシングのコナーに黒山の人だかりが出来ます。ちょうどモーターショーで人気の車種のコーナーに人だかりが出来るのと同じです。このショーは北米のアウト・ドァー関連の用具メーカー、情報雑誌社、リゾート・ホテル、スポーツ・ロッジ、チャーター飛行機のオペレイター、アウト・ドァー関連のツァーオペレイターなどが主体で運営されてます。
それほど人気のフライインフイッシングですから、全米から毎年、数多くの釣り師達が各自のタックルボックスにスプーンだ、プラグだ、ストリーマーなどの自慢の疑似餌いっぱいに詰め、思い思いの野望を胸に秘めて乗り込んできます。ベースになるフィッシング・ロッジは米松の角材を組み合わせたログハウスです。天井まで吹き抜けのロビー、石で組んだ暖炉、壁にはヘラジカの剥製、食堂にはバーがあり釣り客の自慢話が出来るようになってる。部屋は質素ですが清潔で部屋いっぱいに木の香が心地良い。
さぁー、いよいよ戦闘開始、これから何日間の釣りスケジュールをガイドと打ち合わせます。まず、自分の釣りたい魚を申告し、それを釣るのに適した湖を選びます。こんな感じの会話です。「ここ数日、気温が高いので、最初の2日間は200キロ北の「Wawa Lake」でノーザンパイクとマスキーを狙う。調子が良ければ次の日もそこにとどまるが、調子が悪ければ、更に西50キロの「B1 Lake」(名前の無い湖もある)再度挑戦する」。こんな感じの打ち合わせです。そして勝利を願って乾杯です。最初の晩は昂奮してるのでなかなか寝付かれません。ウトウトしてるうちに起床の時間です。釣り師の朝は早い。朝食を済ませて外に出ると松の落ち葉の香りを含んだ冷気が肺の中いっぱいに広がります。湖面は朝靄がたち込み神秘的な静寂が漂ってます。船着き場には水上機が準備をと整えてスタンバイしてます。さぁー、出発です。機は湖の中央まで進み離陸態勢に入ります。朝靄をかき分けスピードを上げていくと、ふあっと機は浮き上がり、水面を離れ、さらに高度を上げていきます。東の空がまさに明るみ始め、黒くぼんやりしていた森林はその緑色を鮮明になってきます。その森林のところどころに綿をちぎって置いたような朝靄に覆われた湖が点在してます。まことに幻想的な眺めです。機が目的湖に着水するころにはすっかり明るくなり、遠く無数の水鳥が見えます。機を岸に着け、カヌーに乗り移ってポイントに移動します。
いよいよ待ちに待った「ファースト・キャスティング」、何とも言えない感激が湧いてきます。そして何回かキャスティングしているうちに、最初のあたりです。「ガッン」突如の猛進、ブレーキのかかっているリールから平然と糸を引き出し、右へ左へと突進、そして大ジャンプ。この瞬間を釣り人は何回夢みたでしょうか。そして釣り人は大満足するのです。まぁ、しかし実際はこんな簡単にはいかないのですが、釣り師はこの瞬間のため。日頃研究し、準備して何日も待つのです。

黄昏時にロッジに戻る機上からの眺めも絶景です。地平線は黄金色に染まり、黒々とした森林の中にオレンジ色に光る湖が点々としてます。この黄昏時は夏は午後10時頃まで続きます。一日で一番良い時間でしょうか。
自然の中にどっぷりと浸かり充実した数日を過ごす。フライインフイッシングは単に釣りを楽しむことだけでなく、ここに身を置くことに醍醐味があるのでしょうか。もちろん奥さんぬきにです。(米国の男はここに来るのは奥さんから離れて釣り仲間と数日を過ごすのが、人生、最大の楽しみ、だとのことです。分かるよね。)
おわり