弥右衛門の暇つぶし

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白虎隊記念館と会津若松の旅

2019-06-06 11:16:28 | 小さな旅
白虎隊記念館と会津若松の旅

前々から一度、会津若松をゆっくり見て歩きたい、と思ってましたが、やっと実現。飯盛山,白虎隊19士の墓参鶴ヶ城を観てきました。 
圧倒的な数の西軍、軍備の上でもアームストロング砲など英国から入れた大砲などを持つ西軍に対しよくぞ戦い、一か月も籠城、持ちこたえたものだと感心。 記念館に展示されてる要人の肖像、写真画を観ると、各人現代日本人には覗われない凛々しい顔立ちで、強い信念に基ずく思想を持った人たちだと、感じました。
西 鋭夫、スタンフォード大学、フーヴァー研究所教授の ”新設、明治維新”によるとこの、明治維新、会津戦争は外国の援助を受けた勢力による、巧妙に仕掛けられた反体制革命、現在の中東のアラブの春、東欧で起きたカラー革命と一脈通じるところがあるそう。 西軍の軍備を見ると、それもありかなと感じます。
ところで、これは余談ですが、私がサラリーマンになったころ1960年代の後半ですが、同じ職場の同僚に土佐、会津、松本の出身の方々とチームを組んでました。 そして会議、打ち合わせをするのですが、なかなか結論に達しません。土佐と会津では合わないわけです。子供のころ受けた歴史の授業とか課外授業で訪れた記念館の記憶が心の隅に残っているのでしょうか。 また、松本の方は頑固で自分の意見を曲げない県民性があります。これはその時は気が付きませんでしたが、後に沢山の人々と会い、人は多かれ少なかれそれぞれ出身地の気風を持っていると理解して、初めて分かりました。 現在ではそのようなことは起こらないでしょうが、気候風土から育まれる郷土の気質、気風、私は大事だと思います。 金太郎あめみたいに何処を切っても同じで、個性のない人の集まりはいただけない。その意味で世界を究極的に世界を同一化しようとするグローバリゼーションの考えはいただけません。
もう一つ、飯盛山で出会った60歳代の人に”日本人なら白虎隊のことは知ってますね”と話したら、彼女知らない、初めて聞く話だとのこと。耳を疑いました。 そこまで日本人精神を排除する教育が徹底されているのでしょうか。ビックリしました。


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