歌が大好きな私・・・・
もちろんジャズも大好きです。
45歳ころ、いろいろな楽譜を集めて、毎日のように歌ってました。
ギターの弾き語りです。
いわゆるスタンダード・ジャズというヤツ。
その中のひとつが『ONLY YOU』でした。
この曲を歌うときは、とても好きな女性のことを思いながら・・・逆にいないときは・・・というか、ほとんどの場合は、神を思いながら歌います。
神様だけが、私の世界を明るくしてくれる・・・歌詞の中の文字が、心に沁み入ります。
歌詞はとても平易です。
ジャズの歌詞は、案外複雑なものも多いのですが、これは一番シンプル。
本当に愛するものを見つけた時は、ぐだぐだ御託を並べません。
「愛してる!」「大好き!」・・・これでいいと思います。
「目は口ほどに物を言う」とも言います。
沈黙でも、心は通じるのでしょう。
昔、キリスト教徒だった頃、教会の牧師さんは、すぐに「祈りましょう」と言いました。
浄土真宗の葬儀に出席した時も、坊さんは何度も「死者への哀悼を表しましょう」。
私は「こんなのウソだ」と思いました。
愛は、自然と湧いてくるものであり、無理に愛そうとしても偽善になるだけ。
宗教戦争が多い理由がここにあるのでしょう。
強制的な愛は、憎しみを生みだすのです。
本当に頭のいい人は皆、神様を愛していると言われます。
そして、これは真実です。
人間が皆、自然な心のままに生きたら、全員が神様を愛するのでしょうね。
ところで歌手はThe Plattersだと皆、知っているでしょう。
Platterの意味は、大皿とかレコード盤。
そう。私は神様の大きな愛を受け入れる「大きなお皿」になりたいです。
『ONLY YOU』・・・The Plattersのすばらしい歌声です。