私はネットで将棋をやります。
かなりエチケットが悪いですね。
日本人であることが恥ずかしくなります。
まず10人中、3人くらいは、
素直に、負けを認められません。
どういうこと?
負けそうになると、
「席を立つ」わけです。
すると、没収ゲームとなる。
たとえ私は勝っても、気分が悪い。
と同時に、滑稽な気持ちにもなります。
考えてみてください!
将棋で負けて、一円でも損するのでしょうか?
将棋で勝って、一円でも得するのでしょうか?
しかも、強い人だって、
もっと強い人から見れば、
「まるで弱い人」!
ネット将棋レベルだと、
アマチュアの低レベルでしょうね。
ここで勝ったとしても、
何の自慢にもなりません。
いや、プロ棋士だって、
今は、コンピューターに負ける時代。
つまり将棋に勝つことは、
はっきり言うと、
人生の広い視野から見ると、
とりたてて、自慢できることではありません。
でもヘボの私は、プロ棋士が戦うのを見るのが好き。
その理由は、生活と知力と運をかけて、
戦っているのを見るのは、
その棋士の性格なども考えると、
面白いからです。
ところが、ネット将棋となると、
もう本当に、低レベルなので、
楽しみ第一でやればいいのです。
具体的には、どうするか?
私の場合は・・・
そう。
苦心して勝つよりも、
楽しく負ける方を、断然、選んでいます(笑)。
私は、「頭を休めるために」
将棋をしています。
ですから、相手が慎重な人だと、
面倒だと思い、すぐに投了(笑)。
繰り返しますが、負けても、1円も損しません。
なのに、なぜ、そんなに苦労して勝とうとするのか?
さきほど、「席を立つ人」のことを述べましたが、
もっとマナーの悪い人がいます。
自分が負けそうになると、
わざと「引き分け提案」ボタンを押すのです。
このとき、勝っている側が、
コマを摘んだ状態だと、
引き分け提案ボタンを、押せません。
かくして、負けになることもあります。
先日、それで大喧嘩をしている二人がいました。
もう一歩で勝ちそうな側は、
「カス!」と何度も、書いていました。
ズルをした側は、
「a?」とか「h?」とか、
意味不明の対応をしていました。
その応酬が延々と続いていました(笑)。
ヘボの私が将棋の負けを、快く認める理由は、
もうひとつあります。
つまり人間の運の量は決まっています。
将棋で勝てば、
その分、他の運が、必ず減っているはずです。
とすれば、将棋で負けた方が、
かえって、他のことで、
いいことがありそうな気がするのです。
かくして・・・
どんどん楽しんで、どんどん負けている私。
それでも勝率は、何とか5割はキープ。
勝ったり負けたりの勝率5割が一番楽しいですね。
ところで、人生で一番大切なことは何でしょうか?
魂の成長ではないでしょうか?
そのためには、どうでもいいことは、
どんどん負けるべきなのです。
私はそういう生き方をしています。
これからもずっと、そうやって生きていこうと思っています。
結論!
・・・楽しく将棋をやり、
どんどん将棋で負けて、
大切なことに、運を残しておこうじゃありませんか!
それが本当に賢い人の、正しい処世術ではないでしょうか?
女性にも当てはまります。
顔に一生懸命、化粧をするよりも、
心をきれいにする女性の方が、
1000倍も賢い女性ですよ。
そういう女性、私、大好きです!!!
心から、応援します!!!
*趣味人会員の皆さま、閲覧ありがとうございます。
ぜんさん、お元気そうですね。ありがとう!