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古今東西のアートのお話をしよう

現代アート 高橋龍太郎コレクション展

天王洲アイルの“WHAT MUSEUM” を訪れるのは初めて、
webを調べていたら、「グルっとパス」2,500円で「高橋龍太郎コレクション展」1,500円が無料!と知り、「グルっとパス」をweb購入


本展の概要は、
本展では、同コレクションから日本の歴史の中で築き上げられてきた文化・芸術や価値観を継承しながらも独自の視点で再解釈し、 新たな形や方法で表現してい る作家の作品に焦点を当てます。
(一部作品を除いて写真撮影可)

SPACE1
岡村桂三郎 白象03-1 2003年

写真ではちょっと分かりにくいですが、大きなキバがある“象”です
板に岩絵具で、俵屋宗達の養源院「白象図」ですね

【参考】
俵屋宗達 白象図

岡村桂三郎 獅子08-1 2008年
「唐獅子図屏風」? ゴジラをモチーフにしたパロディかな…

杉本博司 陰翳礼讃(部分) 2000年

HALL
撮影禁止のため写真はネット画像借用


小谷元彦 Air“Gust” 1999年
裸体には“古代文明の文様”のような線刻、両方の手のひらから水が吹き出している
橋本平八の「花園に遊ぶ天女」をリスペクトしているのだろう

【参考】
橋本平八 花園に遊ぶ天女(部分) 1930年

全身に線刻された、花びらと蝶の文様は羽衣を表す

SPACE3
鴻池朋子 無題 2010年

小沢剛 岡本三郎太「醤油画(尾形光琳)」 2007年

森村泰昌 野菜涅槃(若冲) 1990年

横尾忠則 湯の町タンゴ 2004年

松井えり菜 どーん! 2002年

“源氏物語”に作者自身が どーん!と登場

指田菜穂子 対 2011年

【参考】
もちろん傑作、“昭和残侠伝 唐獅子仁義” 高倉健と池部良

背景には、いろんな “対” が阿弥陀如来後背飛天のように飛んでいる

SPACE4
田代裕基 炎天華 2007年

山口晃 何かを造る圖 2001年

見附正康 無題 2022年

SPACE5前
岩崎貴宏 リフレクション・モデル(金閣) 2014年

SPACE5
“もの派”
手前から、李 禹煥 点より、菅木志雄 空態化-7、関根伸夫 神話素


日本の現代アート(のみならず日本の芸術)の特徴である、先達たちの作品の「引用」「本歌取り」を味わえる楽しい展覧会

★★★★☆

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