気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

『イタリアからの手紙』 塩野七生著(新潮文庫)

2018年01月28日 | 
最低気温氷点下がもう一週間も続いているそうですが、昨日までは晴れ、今日は一転曇り空になってます。

寒くて曇り空だと何故か落ち着いて本が読めるから不思議です^^;


これはエッセー。1972年刊行が最初ですから作品としては初期、30代に書かれたもの(現在81歳)。

題名通りイタリアが舞台ですが簡単な世界地図を見ながら何とか読み通せましたが新鮮でした(^^ゞ

観光、歴史、芸術、料理、ファッション、戦争、マフィア、友人、いろいろなエピソードを交えたそれぞれの短文は軽快で面白かったです。

文章が男性的だと感じたりしたのは前回の本でも感じたのですが、読後感がさっぱり爽快。





『カイロから来た男』では、「人間は金を貯える時よりも、金を使う時の方がより人間的になる、と常々私は思っている」とありましたが、そんな風に思ったことはなかったですね。
それぞれにそれぞれの人間性が出るともいえると思いました。人間的とはなんだろうか?


ローマの下水道が2000年前のものを使っているというのがすごい。


以下割愛(^^ゞ


※塩野七生 1937年生まれ 

新潮社より1972年刊行
文庫は1997年発行


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