【ウィキペディアより:
大日ヶ岳(だいにちがたけ)は、白山国立公園内の両白山地
(岐阜県、富山県、石川県、福井県及び滋賀県にまたがる山域)南部に位置し、
岐阜県高山市と郡上市にまたがる標高1,709 mの山である。】
道の駅大日岳で軽く朝食を済ませた後、
スキー場の登山口へ。
結局、中三日は観光しながら移動日になり、
久々の山歩き。
スノーパークのゴンドラに乗って、
最短で行くコースもありましたが
スキー場から2時間10分のコースを行きます。
ひるがの高原から歩くよりは近いです(^^ゞ
問題はゲレンデの中を歩くのでルート不明瞭という
地図中の記述・・・
迷いつつ登山道の標識を発見♪
地図を見ながらルートを目でたどり、
そちらへ歩いていきます。
ところが、スキー場施設の前で数台の車、数名の人だかり!
何事かと思いつつ向かっていくと、
「おはようございます、登山ですか?」と聞かれました。
そして、なんと、
「昨日、あの辺りに熊が出たので気をつけてください」と、
これから登っていく方向を指差すのです。
「えぇ~っ!!(@_@;)」
どうしよう、ゴンドラの方にする?なんて
つぶやいていると、
「それじゃ面白さが半減するでしょう」と言われ・・・
「とにかく昨日は朝から警察まで出て
爆竹でクマを脅したからおそらくその周辺の
草むらの中にいると思います」
・・・って、まいったなぁ^^;
ほんじゃ、熊鈴だして行ってみましょうか・・^^;
私のザックから外してトシちゃんが持って
鳴らしながら行くことに。
登っていくと間もなく下の方で爆竹の音。
オイオイ、こっちへ逃げてきたらどうするのよ~^^;
と、彼らを振り返りますがな!
こっちはこっちで、オォ~、熊が居たらしき足跡だ!
そして、この青い建物辺りにいたというけど
この跡がそれらしいね・・・とか、
大きい声でしゃべりながら歩いていきました。
いつもにもましてリアルな看板
ウバユリ
当然ながらスキー場施設(リフト)が閑散としています。
グリーンシーズンは人工的なものの存在がやはり違和感ありますが
見晴らしの良いのが何よりホッとしました(^^ゞ
道の駅で会った人が二人、先に登っているはずですが、
とうに姿は見えず、ここで早くも下りてくる単独の男性と
すれ違いました。
熊情報はご存知で、
本当は前日登る予定だったが熊が出たので
警察からストップをかけられ、
一日待機したということでした。
ゲンノショウコ
待機してまで登りたい山だったのかと
ちょっと感動!(^^ゞ
その方はラジオのボリュームをあげて歩いてました。
そういえばトシちゃん、ラジオは?
えっ?デカザックに入れたままなの?
いつも持ち歩かなきゃ意味ないじゃん^^;
この分岐で右は階段で大変だったとその人から聞いたので
迷わず直進、尾根道を行きます(^^ゞ
展望の良い山だと書いてありましたが
全然遠望が利きません。
オオバギボウシ
シナノオトギリ?
ノリウツギ(別名ノリノキ、サビタ)?
ガマズミ
気持ちの良い白樺林、と思っていたらゴンドラ乗り場から
大音響の音楽が聞こえてきました。
途中には小さな展望台
晴れていれば確かに展望良さそうですが、
この日は全く見えませんでした。
今までを思えば雨降らないだけ良しとします(^^ゞ
ホツツジ
ツルリンドウ、もう秋の気配を感じますね。
前大日の標柱を見ないまま大日ヶ岳山頂へ。
久々の二百名山。
見にくい展望図がありましたが
本物の展望はさらに全く見えず、残念でした。
それでもその方位盤を見ながら
白山や御嶽山、北アルプスの方向など確認。
心の目で?眺めてきました(^^ゞ
ゴンドラもあるので家族連れやらで山頂は
常に賑わってました。
ひるがの高原のコースからも何人か登ってきてました。
一時間ほどのんびりして同ルートを戻ります。
お花の多い山だそうですが、
この時期は少なかったです。
ゲレンデは仕方ないかもしれませんが。
振り返って前大日、その奥に大日ヶ岳(たぶん^^;)
ツルニンジン?別名ジィソブの方かな?
蝶
ヤマハハコがいっぱい
ヨツバヒヨドリにアサギマダラ
ネジバナ
ゲレンデに咲く花
終盤のウツボグサやツリフネソウもありました。
熊に鉢合わせすることなく、無事に下山。
駐車場に戻ると百合園や遊戯施設などあり
大勢の人で賑やかな様子が見えました。
百合園に寄ろうかと思いましたが、
もう終盤な様子が見えたので結局行きませんでした。
この後、途中で温泉と夕食を済ませながら白山へ。
マイカー規制のため市ノ瀬駐車場に向かったのでしたが
天気を確認すると、またもや悪くなりそうで
またまたテンションが下がるばかり
しかし市ノ瀬に到着するとさすが人気の白山、
駐車場は満杯とはいかないながら、車はいっぱいでした。
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