本宮山の麓ぐらし

山に育てられ、土と遊ぶ・・・無農薬、無化学肥料で米さん、野菜さん、オリーブさんに育てられる毎日!!

神草

2015-01-07 01:00:54 | 伝えたいこと
無農薬、無化学肥料の米、野菜を作るのは何故か?
サラリーマン時代は自身の健康さえも考えもしなかった、好きな物を腹一杯食べていた・・・。
専業農家になったことで知りえた事、いろんな場で感じた事をこれからは書いていこうと思います。
間違いも有るかもしれませんが、考えるきっかけになればと思います。

神草
農業をやっている方も、いない方も畑や庭に生えてくる草を敵と思っている方が多いのではないでしょうか。
畑に生えてくる草の種類を長期間見てると少しづつ変化していくことに気がつきます。
畑ではまずイネ科の草が生えるのを経験します。堆肥を投入して野菜を育てていくと草の種類は葉の尖ったイネ科から
葉が広くなって、オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)やナズナ(アブラナ科)等が生えて来ます。
これは草がミネラルを作り出し、その土壌に必要なミネラルを作っているからです。

ですから、もし土壌に充分なミネラルが存在すれば、そこには草は生えてこないことになります。
たとえ、草の種がたくさん存在していてもです。

実例としては、まず痩せた土地には竹が生えてきます。
その竹を切り倒して枯れた竹をそこに鋤きこむとススキが生えてきます。
ススキを刈り倒して鋤きこむとスギナが生えてきます。
次はハコベやナズナが生えてきます。
イネ科の草やスギナはカルシウムを供給する役目といわれています。
これからは雑草ではなく、”神草”と呼びましょう。

ですから、畑から草を持ち出してはいけません。
そこに必要な養分を供給する役目なので、そこに置いて枯れたら鋤き込みます。

よく出来てますね。相似象と言う言葉があります。
昔数学で相似、合同とかあったですね。
世の中には同じような物が必ず存在する。
たとえば、原子構造と太陽系の構造とか・・・。
原子核を中心に周りを電子が廻っている。
太陽を中心に水星、金星、地球・・・が周りを廻っている。

あらゆる存在は何らかの役目を持っているということ。
不要な物はありません。草も養分を供給するという役目をもっている。
ましてや人は・・・。自分が何の役目を持って生まれてきたか?
人は生まれる前からこの世での目的を持って生まれてくるそうです。
自分で計画して、親を選んで来るそうです。
世間で言われるような、”子は親を選べない”なのではなく
”親は子を選べない”のです。

世の中のコトやいろいろな構造には似ているものが多く存在するのを発見することが出来ます。
探してみてはいかがでしょうか。