山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

千歳コミュニティーセンターにて演奏してまいりました(茂木記)

2024-06-30 23:59:59 | 演奏活動

 本日は山形市の千歳コミュニティーセンターにお招きいただき、午後のコンサートを行ってまいりました。

 ゲストに山形交響楽団オーボエ奏者の土屋愛菜さんをお呼びして、モーツァルトのオーボエ四重奏曲をはじめ懐かしの映画音楽から民謡まで、たっぷりと聴いていただきました。

 山形Qメンバーの中島が今回伺った千歳と隣り合う長町地区にかつて下宿していたこともあり、色々なところでご縁が紡がれ今回の演奏会開催にまで繋がりました。

 とても多くの方々のご尽力による演奏会の開催に、心から感謝を申し上げます。

 ありがとうございました!!

 終演時、メンバーそれぞれに花束ではなく、長町にある「かたかご」さんのお菓子をいただきまして。。。

 家で家族と食べてびっくり、また新たに美味しいお店を知ってしまいました。

 これまた感謝、感謝でございました。

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山形Q 練習日誌92-vol.2(茂木記)

2024-06-18 23:59:59 | 練習日誌

 さくらんぼの出荷も最盛期を迎えたこの季節、山形Qメンバーが所属する山形交響楽団も、東京と大阪へ長年届け続けてきた「さくらんぼコンサート」を今年も出荷するべく準備に勤しんでおります。

 一方で、オーケストラ業務の合間をぬって私たち山形Qの仕込み作業も進めています。

 今回はモーツァルトの「フィガロの結婚」をフルート四重奏版。

 いつも何度も弾いてきた曲の数々。

 オーケストラでの演奏で難儀をするところの音形が編曲されることでさらに難しくなっていることもしばしば。。。

 でも、まぁ、伏兵が最後尾に潜んでいたわけです。

 今回用意されたJ.ヴェント氏による編曲の楽譜に収められている最終曲、私は今まで弾いたことがありませんでした。

 ケッヘル番号で577番が割り振られたロンド《あなたを愛している人の望みどおり》という曲。

 1789年、「フィガロの結婚」を二年半ぶりに新キャストで再演するにあたり追加されたふたつのアリアのうちの一つです。

 動画サイトなどで検索すると単体の歌曲などとしてヒットしますが、もともとは「フィガロの結婚」の終曲として作られた作品。

 美しく、優雅で、とても素敵な曲です。

 が、「フィガロの結婚」のドタバタ騒ぎからは最後にかけ離れる感じもありますので、作品の最終曲として演奏するとしたら、現代では好みが分かれるところにもなりそうです。

 1789年の再演はというと、大いに好評を博し1791年2月までに29回も公演を重ねたといいます。

 というわけで、7月24日の山形Q定期では、再演時に際しモーツァルトにより追加で作曲された終曲を演奏いたします。

 みなさまこの機会にぜひ一度ご賞味ください。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま12箇所

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山形Q 練習日誌92-vol.1(茂木記)

2024-06-08 23:59:59 | 練習日誌

 さくらんぼの実るころ、田植えの終わった田園を渡る風が心地よい一日になりました。

 本日は、いよいよ第92回定期演奏会へ向けての第一歩となるリハーサルはじめでした。

 今回は初回からフルート奏者の小松崎恭子さんも参加していただいて、フルメンバーでのリハーサル。

 これまでオーケストラで何度も接してきた「フィガロの結婚」ですが、四人での演奏となるとオーケストラで色々な楽器が演奏する音が四人に割り振られて(降りかかって)きます。

 身体が覚えているいつもの動きとは異なる音の動き、いつもならそこにあるはずの休符が無い、

 思い込みでの間違いを避けるためにも、新しい楽曲として細かいところまで丁寧に読み込む必要があります。

 もちろんオーケストラでの演奏で苦労するパッセージがきちんと残っているところもあったりします。

 次回のリハーサルまでに、頑張って個人練習にはげみます!!

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま12箇所

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