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結構な悪天候の中、いつもと違う会場に、普通にいつも通り集まって下さった常連の皆さまの顔を見た時、少しホロッとしました。本当に嬉しい。山形Qも、ずいぶんと回数を重ねてきましたが、そこで得たものは、もちろんお金でも名誉でもなく、この皆さんがすべてなのだと実感します。
ということで、いつもの文翔館が使えないため県民ホールのスタジオに移っての定期演奏会。いかがだったでしょうか?文化財でもある文翔館の雰囲気には、とても敵わないとは思いますが、音響も考えられた新しい施設ですから、それなりに楽しんで頂けたのではないかと思っています。演奏していた私たちにとっても、思っていたより良い会場だったなというのが正直な感想です。
さて、ボッケリーニの小三重奏曲から始まって、フルート四重奏の「後宮からの」。いかがだったでしょうか?
「後宮」は、音楽の生命感みたいなものが「肝」なので、チマチマと正確さを追求することをあえてしなかった部分もあります。
ゲスト小松崎さんの安定したパフォーマンスがあってこそではありましたが、それなりに手応えは感じています。
さあ、次回は10月15日。ヴァイオリンのゲストには山響首席コンサートマスターの犬伏亜里さんを迎えての弦楽四重奏。
満を持しての大物ゲストでお送りするプログラムは、モーツァルト・シューベルト・ベートーヴェンという「古典の祖」とも言うべき作曲家それぞれの「弦楽四重奏曲第1番」。
あらためて「王道」へのチャレンジ。ぜひ、お楽しみにしていただければと思います。
また「スタジオ1」で、皆様にお会いするのを楽しみしております。
今回はありがとうございました!
次回の定期演奏会第89回(10/15)まで、ブログは茂木が担当します。
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次回、犬伏さんを迎えての弦楽四重奏を楽しみにしております。
ありがとうございます。当時、純粋に「最新の音楽」に触れたいという欲求を満たすために編曲されたものだとは思いますが、絢爛豪華なオペラのエッセンスだけを抽出したような四重奏版にも、ならではの良さがあるように思います。
演奏会評も楽しく読みました。narkejpさんの「そばをキュッとしめて紫蘇と茗荷で…」という表現が粋で大好きです。
次回もぜひお楽しみに!ありがとうございました。