250年。…とてつもなく長い期間のような気もすると同時に、少し前のような気もする。何と言っても、私がもうすぐ「人間五十年」に近づいている。あっという間だった気がするので、それを5倍しても「そんなもんか」と思ってしまう。
ベートーヴェン生誕250年。江戸時代中期と言われると、途方もなく昔のような気もしますが、実はそうでもないということです。
…私も50年ちかく生きてきましたが、たとえもう50年生きたところで、多分ほとんど変わらない。人間なんてそんなものです。だからこそ、ベートーヴェンの音楽が色あせないのでしょう。
さて、今日のリハーサルは、モーツァルト「五重奏曲」から。ヴィオラのゲストの田中さんも加わってオーボエ以外の4人での練習。
この曲は何度も弾いていますが、いつも、ベートーヴェンかと思ってしまいます。ハ短調の重々しさのせいかもしれませんが、曲調もモーツァルトらしくない。これが本当にモーツァルトの作品だとすると、やはり、ベートーヴェンは突然変異ではなくて、普通に「進化の過程」のなかにいたのだと思います。モーツァルトはそれだけ凄かったのだとも言えますが。
曲の中身は至ってシンプル。リハーサルは大した問題もなく、終了。
そしてベートーヴェン。よく練られた曲なので、少しでもバタバタすると、全体に影響が出ます。3人が同じウエイトなので、各自のさらなる精進が必要。
最後はオネゲル。全体的な曲づくりは見えてきました。2人だけの世界なので、ここから先は、お互いがどれだけキャパを広げられるかで、可能性が決まってきます。自分の限界で曲の広がりが損なわれないよう、まとめに入る前に、もう少し頑張ってみます。
ところで、山形はコロナが収まっているので、山響もこの秋はほぼ通常営業。指揮者が替わったり客席を減らしたりすることはあっても、予定通りの忙しい日々が始まっています。ありがたいことです。感謝しつつも、自粛で緩んだ体をしっかりと引き締めないと、この秋は乗り越えられません。…頑張ります。
ベートーヴェン生誕250年。江戸時代中期と言われると、途方もなく昔のような気もしますが、実はそうでもないということです。
…私も50年ちかく生きてきましたが、たとえもう50年生きたところで、多分ほとんど変わらない。人間なんてそんなものです。だからこそ、ベートーヴェンの音楽が色あせないのでしょう。
さて、今日のリハーサルは、モーツァルト「五重奏曲」から。ヴィオラのゲストの田中さんも加わってオーボエ以外の4人での練習。
この曲は何度も弾いていますが、いつも、ベートーヴェンかと思ってしまいます。ハ短調の重々しさのせいかもしれませんが、曲調もモーツァルトらしくない。これが本当にモーツァルトの作品だとすると、やはり、ベートーヴェンは突然変異ではなくて、普通に「進化の過程」のなかにいたのだと思います。モーツァルトはそれだけ凄かったのだとも言えますが。
曲の中身は至ってシンプル。リハーサルは大した問題もなく、終了。
そしてベートーヴェン。よく練られた曲なので、少しでもバタバタすると、全体に影響が出ます。3人が同じウエイトなので、各自のさらなる精進が必要。
最後はオネゲル。全体的な曲づくりは見えてきました。2人だけの世界なので、ここから先は、お互いがどれだけキャパを広げられるかで、可能性が決まってきます。自分の限界で曲の広がりが損なわれないよう、まとめに入る前に、もう少し頑張ってみます。
ところで、山形はコロナが収まっているので、山響もこの秋はほぼ通常営業。指揮者が替わったり客席を減らしたりすることはあっても、予定通りの忙しい日々が始まっています。ありがたいことです。感謝しつつも、自粛で緩んだ体をしっかりと引き締めないと、この秋は乗り越えられません。…頑張ります。