山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

猛烈な暑さの中の作業で音を上げる

2012-07-28 17:04:29 | 農作業
 「梅雨明け」と同時に猛烈な暑さがやってきた。今日も朝から田んぼに出てまず田に水を入れる。今日は先日残した残りの2枚に殺菌剤(イモチ病対策)を散布するのだが、散布後3~4日は水を入れず自然に減っていくのを待つだけなので、最低でも3㌢は水が入ったいないと困る。1番上は別の水源なのだが、2枚目から4枚目は同じ水源で2枚目、3枚目、4枚目と順に水がおりてくる。朝5時前に水源を開いておいたが、朝食を済ませて行ってみると4枚目の田にはまったく水が来ていない。そこで、先日やり残した土手の草を刈っておいたのを焼き払いにかかる。昨年はほとんどこの作業はできず「めぐさい」=みっともない=状態だった。作業をしていると、わが家の田んぼの内「転作」になっている分の牧草を刈りに委託しているOさんがトラクターでやってきた。都会の方にはわからないと思うが、転作で一番面倒が少ないのが「永年牧草」にしておくことだ。ところがわが家には牛もいなければ馬もいない。畜産農家で刈りはらってくれなければ、自分で刈り払い機で刈り、乾燥させたうえで意味もなく焼き払うことになる。何年か前まで川をはさんだ向こう側の田がそういう状態になっていて、しかもカヤ、ヨシなどは密生しなんともならない状況だったのを真夏のクソ暑い時期に刈り払い、夏の終わり頃ひたすら焼却処分をしたものであった。
 写真は、作業中のOさんのトラクターを写したもの。
 それでも水が溜まらず、午前中はオモダカなどの雑草を手で引く抜く作業をした。昼食時に見てみると何とか水が行き渡ったので、肩にかける散布機で散布を始めた。除草の方は、自分のペースでやればいいのだが、薬剤散布は一定の速度で歩きながら、これも一定の速度でハンドルを回さないとならない。田んぼの中を一定の速度で歩くというのは、大変疲れる仕事である。12時30分から3時30分まで約3時間、猛烈な暑さの中の作業で、熱中症になりかけたような感じだった。