山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『髪結』吉原裏同心20=佐伯泰英著

2014-04-24 15:22:06 | 読書

佐伯泰英の『吉原裏同心』の第20巻、『髪結』を読んだ。これも文庫本書き下ろし作品で光文社文庫である。今は北方謙三の『水滸伝』を順次読んでいるのだが、地元の大野図書館にはなくて、同じ町内の種市図書館所蔵の本なのでリクエストをかけているが届いたという連絡がないので、そのつなぎとして買っておいた『髪結』を読んだしだい。『裏同心』シリーズも第1作から読んでいるので、神守幹次郎が岡藩から脱藩し、流浪の旅を続け江戸で吉原会所の裏同心として働くようになったいきさつも記憶にある。とにかく、佐伯小説の主人公はめっぽう強いのである。吉原を巡って権力の暗躍とたたかうのだが、佐伯小説ではそういった展開が多い。吉原出入りの髪結・(おりゅう)から寄せられた相談から大きな事件に発展していく。折り込みの宣伝物を見たら、5月1日付で『鎌倉河岸捕物控』が発売となるらしい。これも買って読むことになるだろう。連休中(といっても私は毎日が日曜日だが)の楽しみである。


今日も弁当持ってセキ上げ続行

2014-04-24 07:34:11 | グルメ

おはようがんす。今日は良い天気になりそうだし、気温も高くなるようだ。昨日は午前中だけしか作業ができなかったので、セキ上げは7割までやったところでいったん切り上げた。何せこのセキは長いことセキあげをしていなかった(私が受け継いでから6年目だが、セキ上げまでは頭が回らなかった)。それ以前もしばらくしていないと思う。去年、いろいろやっていて、セキに足を踏み入れるとかなり泥に長靴が沈む有様であった。今回はクロ固めが終わったあと、セキの泥を唐鍬とスコップで掘り上げる作業をし、壁面をきれいな斜めに仕上げている。午前の前半で残りも終わるだろうから、そこに塩化ビニールの波板をはって杭で止める作業をする。

それで今日も弁当を持っての作業になる。弁当用に妻が作ったのは鳥のカラアゲ、塩マスの焼き魚、ホーレンソウの磯部巻、大根葉とシラスの炒め物、そして持ち越しに煮物など。組み合わせて弁当に入れ、朝食でもこれを食べた。

一昨日、クロ固めの作業をやっていたら、昼近くにエネルギー切れになってしまった。血糖の状況が悪いので、「小びり」を控えていたらこういうことになってしまった。かといって、糖質のものを摂取するのでは心配なので、昨日からバナナを1本持つことにした。「小びり」とは、この地域でいう10時の休憩にいただく食べ物のこと。農作業を人に頼む場合は、必ず準備し、しっかり休憩をとる。語源は「小昼」だと思う。