高岡市駅から徒歩で15分程度の川のほとりに「鋳物博物資料館」がある。ボランティアで、鋳物に携わる人々が説明員をしてくれている。友人のK氏はとても熱心に質問をしていたので、説明をしてくれた女史も熱が入っている。自宅の工場や色々と知らないことを教えてくれた。高岡駅前はまつたくの箱物行政の被害でくだらぬ景観しかもたなかったが、この金屋町通りに対する投資や理解だけは行政を感心させるものがあった。もっとも、この町の人の努力と熱意があればこそだろうが。
鋳物工場を見学するのは初めてだが、少しながら時が過ぎ去った澱みと素朴に物づくりをする工人達の気持ちが残る風景だが、アンティークな郷愁と寂しいさのある現実だ。観光としてその生業を持たねばならなくなった職人達には。
鋳物工場を見学するのは初めてだが、少しながら時が過ぎ去った澱みと素朴に物づくりをする工人達の気持ちが残る風景だが、アンティークな郷愁と寂しいさのある現実だ。観光としてその生業を持たねばならなくなった職人達には。