先にも記事にしていますが、12月議会で、町医師確保奨学金等貸与条例を一部改正する議案の提案があり、昨日、全員賛成で可決しました。
自分の調査研究分析をもとにした問題意識にもとづく提案を叩き台とし、条例改正へと結実しただけに、少なからずの思いがあり、賛成討論もしました。
しかしながら、町の医師確保奨学金等の貸与実績は 未だ0件であることも事実です。
福祉厚生委員会で、医療政策課長から、府北部の町では 同様の医師確保奨学金等が貸与中であるが、その返還免除益が課税となることを認識していなかったとの答弁があり、わが町の現状と比べてしまい、とても残念でした。
何にも増して、今回の条例改正をアドバンテージにして、奨学金等を貸与いただくなかで、町立病院などで働いていただける人材を見つけていくことが重要です。そこに条例のレゾンデートルもあります。
町の気づきや思いをしっかりと知ってもらい、安心して貸与していただくため、愛知県の西尾市民病院の募集要項が参考になると評価しています。おそらく、最も参考にした事例のはずです。
一日の長を発揮する土壌は整いました。今後の広報・募集活動の梃子入れに大いに期待しています。