8月14日~16日のお盆休みを利用して、何とか登山がしたい。
しかも日頃連休が少ない我社だから、この3連休は大チャンスなのだ。
3日間あれば、充実した登山が可能だ。
ということで、今年は槍ヶ岳を目指すことにした。
しかし、14日は毎年恒例の謙信公祭の準備で、朝3時に起床して出かけなければならない。
これがなければ、朝早くから上高地へ向かったのだが、
こういったお役目も仕方がない。
不安なのは、少ない日程で山頂まで行けるのかどうかということであった。
まあ行けるとこまで行けばいいのだ。
途中で戻ったところで誰にも迷惑をかけることはない。
そう思えば気が楽になった。
それにしても、本日中(14日)に上高地をクリアできれば楽なのである。
沢渡駐車場から上高地に向かうバスは、17時30分頃が最終らしい。
幸いお祭りの準備は順調に進み、早めに終了することができ、
13時頃には家を出発することができた。
そして上高地にバスが着いたのが、17時ちょっと前。
この日に向かえるところは、明神池が限界かな。
ということで、明神池にあるお宿嘉門次小屋に電話を入れ、
遅くなるけど素泊まりで泊めてほしいと連絡をした。
18時頃、嘉門次小屋に到着
一人用と小さいが桧風呂はなかなか豪華
外は涼しく気持ちがいいので、ずっと外のテーブルで飲んでいた。
翌15日、朝6時に小屋を出発。
さあ、本日の目的地は、槍ヶ岳山頂寸前にある槍の肩である。
はたしてどこまで行けるか?
明神橋
8時、横尾に到着。
山荘前で30分休憩。
横尾
10時44分、ババ平キャンプ場に到着。5分休憩。
ババ平キャンプ場
水俣乗越分岐となる大曲り
槍沢・天狗原分岐の近くで35分間昼食タイム。
ここでもチングルマに出会えた。
先ほどより少し歩いたら、既に変化していた(チングルマ)
この日、後にも先にも槍の穂先が見えたのは、ここでの一瞬だけだった。
殺生小屋が見え、そのもっと先の(槍の左側)には、
本日宿泊予定の槍ヶ岳山荘も見えた(13時58分)。
標高が低いところなら、20分程度で到着するであろう。
しかし、既に3000m級である。
20~30歩歩いては休む繰り返し。
まだ1時間以上の道のり。
すっかり雲の中に入ってしまい、景色が悪いどころか、雨も当たってきてしまった。
15時23分、何とか目標とした槍の肩に到着した。
およそ9時間30分の行程であった。
実はここで素晴らしい出会いがあった。
というか、予定していたことであるが、
新穂高温泉から登って来たチーホンさんと山小屋で会ったのだ。
当初より、僅かな日程でハードなので、ここまで来ずに帰る可能性もあると伝えておいたのだが、
彼がここで待っていてくれていることも励みになったのだ。
しかし、標高3000mの高所で知り合いと会えるということそのものが、
とても素晴らしい気持ちである。
当然酒を飲み交わした。
槍ヶ岳登山(後編)につづく。
しかも日頃連休が少ない我社だから、この3連休は大チャンスなのだ。
3日間あれば、充実した登山が可能だ。
ということで、今年は槍ヶ岳を目指すことにした。
しかし、14日は毎年恒例の謙信公祭の準備で、朝3時に起床して出かけなければならない。
これがなければ、朝早くから上高地へ向かったのだが、
こういったお役目も仕方がない。
不安なのは、少ない日程で山頂まで行けるのかどうかということであった。
まあ行けるとこまで行けばいいのだ。
途中で戻ったところで誰にも迷惑をかけることはない。
そう思えば気が楽になった。
それにしても、本日中(14日)に上高地をクリアできれば楽なのである。
沢渡駐車場から上高地に向かうバスは、17時30分頃が最終らしい。
幸いお祭りの準備は順調に進み、早めに終了することができ、
13時頃には家を出発することができた。
そして上高地にバスが着いたのが、17時ちょっと前。
この日に向かえるところは、明神池が限界かな。
ということで、明神池にあるお宿嘉門次小屋に電話を入れ、
遅くなるけど素泊まりで泊めてほしいと連絡をした。
18時頃、嘉門次小屋に到着
一人用と小さいが桧風呂はなかなか豪華
外は涼しく気持ちがいいので、ずっと外のテーブルで飲んでいた。
翌15日、朝6時に小屋を出発。
さあ、本日の目的地は、槍ヶ岳山頂寸前にある槍の肩である。
はたしてどこまで行けるか?
明神橋
8時、横尾に到着。
山荘前で30分休憩。
横尾
10時44分、ババ平キャンプ場に到着。5分休憩。
ババ平キャンプ場
水俣乗越分岐となる大曲り
槍沢・天狗原分岐の近くで35分間昼食タイム。
ここでもチングルマに出会えた。
先ほどより少し歩いたら、既に変化していた(チングルマ)
この日、後にも先にも槍の穂先が見えたのは、ここでの一瞬だけだった。
殺生小屋が見え、そのもっと先の(槍の左側)には、
本日宿泊予定の槍ヶ岳山荘も見えた(13時58分)。
標高が低いところなら、20分程度で到着するであろう。
しかし、既に3000m級である。
20~30歩歩いては休む繰り返し。
まだ1時間以上の道のり。
すっかり雲の中に入ってしまい、景色が悪いどころか、雨も当たってきてしまった。
15時23分、何とか目標とした槍の肩に到着した。
およそ9時間30分の行程であった。
実はここで素晴らしい出会いがあった。
というか、予定していたことであるが、
新穂高温泉から登って来たチーホンさんと山小屋で会ったのだ。
当初より、僅かな日程でハードなので、ここまで来ずに帰る可能性もあると伝えておいたのだが、
彼がここで待っていてくれていることも励みになったのだ。
しかし、標高3000mの高所で知り合いと会えるということそのものが、
とても素晴らしい気持ちである。
当然酒を飲み交わした。
槍ヶ岳登山(後編)につづく。