炎に魅せられて

丸山俊夫があなたの薪ストーブライフを応援します。

2013年新春登山―後編―

2013年01月07日 09時39分11秒 | 登山・ハイキング
2013年新春登山―前編―よりご覧ください。

1月4日7時10分

小屋を出発。

今シーズン最高の寒さになるという予報らしいが、

天気は快晴で、風も時間とともに和らぐとのことだ。

この時点では全く迷わず山頂に行けるつもりでいた。

あっ、いや、当初は甲斐駒ヶ岳に登頂するつもりで考えていたのであった。


1月4日7時25分

甲斐駒登山口のある駒仙小屋前テント場




ルートらしきところにトレースがない

駒仙小屋の玄関を開け、お客らしき人に聞いた。

ちょっとルートを間違って伝えられたようで、

私は沢の向こう側がルートだと思ったが、実際は沢の手前だった。

そこなら一人の足跡があったのだが、それでも一人だ。

そして、駒津峰までは雪が深いらしい。

後ろを振り返ったら素晴らしい仙丈ヶ岳が聳えているではないか

昨夜の小屋の情報では、仙丈ヶ岳に向かう人はけっこういたはずだ。

私もすぐに行き先を切り替え仙丈ヶ岳に向かうことにした。



駒仙小屋に近い二合目登山口にトレースがあったのでそこから千丈ヶ岳に向かい、

8時28分

本線との分岐に出た。

しかし、上から下山してくる人が増え始め、

次々に声をかけたが、全員、山頂は断念して下山を始めたとのこと。

ただ、上を目指している人もまだいるということも事実だし、

風も少しずつ和らぐ予報だ。

私もまだ上を目指す。

今のところは樹林帯で、風はほとんどない。顔は痛いけどまだ耐えられる




薮沢方面との分岐となる大滝頭(五合目)



さあ、いよいよ森林限界まで来たぞ。




やっぱり風が強い

風が強いと前に足が進まず、一時的に治まるのを待って歩く繰り返し。

撮影も同じく風が弱いタイミングを見計らってカメラを出している。



小太郎山(と思えるが違っていたらお知らせください)の背後に富士山




もう限界だここで撤退

1月4日11時2分

下山開始。




1月4日12時24分

北沢峠まで無事下山した。


インスタントばかりでは飽きるので、小屋で暖かい山菜蕎麦を頂き、

早くからビールにウィスキーをチビチビと始め、7時には就寝。




1月5日7時00分

小屋とお別れし、戸台口へと向かう。

今日は昨日以上に穏やかな日和だ。


午前中なら風も弱く山頂にたどり着くチャンスらしい。

本日早朝に向かった人たちは山頂にたどり着いただろう。





この華奢な橋、登りのときは四つん這いで渡った。

あの時はアイゼンも付けてなかったし、

これから登ろうとするときに靴が水に浸かって凍傷になったりしたら目も当てられないからね。

んで、今回はまだアイゼン付けたままだから、二本足で歩いてみよう。

何とか歩けました。




1月5日10時10分

私が車を置いたところはそこよりもまだ先で、

1月5日10時25分

全ての行程を終えて終了した。



帰りの高速道で、北アルプスを望む。



上信越道に入り妙高山を望む。






2012年1月4日仙丈ケ岳02



2013年1月5日北沢峠下山




登山が終了すると、恒例の温泉だ。

この日は仙流荘という温泉を利用した。


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