炎に魅せられて

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復興支援

2011年06月26日 21時44分12秒 | 災害
2011年3月11日の悲劇から100日余りが経過した。


私もようやく被災地を訪れるチャンスができ、

6月24日~25日のボランティアツアーに参加した。


しかし、これまで頑張ろうと気を張っていた被災者の皆さんも、

緊張の糸が切れる時期でもあった。


私たちはそのあたりに充分気を配りながら被災地を訪れることが必要ということもわかった。




ツアーのバスに乗って、訪れた被災地は岩手県大槌町だった。


ただし、我々の宿泊地及び派遣の拠点となったのは、遠野市であった。

遠野市黄金っと(こがねっと)さん(NPO設立準備中)の事務所に宿泊。

そして遠野福祉総合センター内にある、NPO遠野まごころネットさんの朝礼に参加。


ここで正式に派遣先が決まる。

ただし、私たちは団体として向かったので、事前申し込みにより派遣先は決まっていた。


ここから作業を実施する大槌町まではバスで1時間半ほど。


何はともあれ、私たち一行は、背中、腕、胸に、あらゆるシールを張って被災地入りした。



 



まずは、バス車中にて黙祷・・・・・・・・・・・・・・。


一見何も被害がないように見えるマンションだが、1階部分は誰も住んでいない。

個人住宅も、1階が浸水し2階で生活をしている家庭が多いという。




ある水産加工会社でのヘドロ除去作業


この加工会社も営業を再開できるのかどうなのかわからないし、

ヘドロを除去したところで、すぐに再開とはいかないだろう。


それなのに、何故ヘドロ除去を急ぐのか?

近所の住人の皆さんが、このヘドロのお陰で毎日悪臭がひどいとのことだ。


なるほど。



9人の園児を失った保育園


おおつち保育園の悲劇を是非読んでほしい。





何も無くなったところに、ボランティアの手はほとんどいらないのだ・・・。






ボランティアを最も必要としているのは、人が今も住んでいるところだ。





上から目線でのボランティア活動は、トラブルの素となり迷惑なことになるかも知れない。

決してそのつもりはなくとも、被災者からそのように見らるかも知れないのだ。


お手伝いさせてもらうという謙虚な気持ちで訪れることが必要なのだとわかった。









今回は、天気の都合もあり長時間の作業ができなかった。


しかし、なによりもこの被災地に訪れて、

テレビでは感じられないことを生で感じることができた。

そして、オリエンテーションや、ミーティングなどで色々教えられた。


私のボランティア活動は、これきりではない。

必ず2回目、3回目もあるだろうと心に誓った。





黄金っと
〒028-0481岩手県遠野市小友町16地割34番地
TEL/FAX 0198-68-2552


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