5歳の孫と一緒に、「氷釣り」の科学実験遊びをしました。保育園帰りの孫と一緒に夕方過ごす時間の使い方を、ボクがいろいろと模索していることに関しては、こちらの記事をご覧くださいね。↙
今回の「氷釣り」は、冷蔵庫で作った氷と食塩、それにタコ糸と割り箸で作った「釣り竿」があればできるという簡単なモノです。
冷蔵庫から出した氷を容器に入れ、タコ糸の先を水で濡らした釣り竿を垂らして、そこに食塩を一振りします。準備はたったこれだけ。
30秒ほど待って「釣り竿」を持ち上げると、あら不思議。
氷が釣れました。孫は大喜びです。「えぇ?!すごい!」「どうして氷が釣れるの?」「何でくっつくの?」「もう1回やる!」
何度か失敗を繰り返しながら、食塩の振り方も工夫して再び氷を釣り上げ、孫はご満悦です。この試行錯誤と成功体験が大切ですよね(笑)。
【氷が釣れる仕組み】
- 氷に塩をかけると、氷が溶けて融解熱を放出するため、周囲の温度が下がります。
- 塩が水に溶けて溶解熱を放出するため、温度がさらに下がります。
- 氷水を吸った糸が凍って氷にくっつき、氷が釣れるようになります。
まぁモノの本によればこういう理屈なんですが、「融解熱」「溶解熱」って難しいな。「温度が下がって水を吸った糸が凍った」っていうのはわかりやすいけどね。でも、「砂糖じゃダメなの?」ってことになると、「分子量」とか「凝固点降下」とかが関係するのかな?こりゃダメだ。高校の時に習った「化学」の知識が必要になりますものね。遠い忘却の彼方…です。
これを「わかりやすく5歳の孫に説明…」なんて、できるわけがありません。まぁ「楽しませて興味をもたせる」だけで、十分ってことにしておきましょう。