長岡市の栃尾地域にある「長岡市栃尾美術館」は、同じ長岡市内にある「県立近代美術館」なんかに比べると、規模がとても小さいこぢんまりした美術館です。ですが、なかなか「いい企画展」を開催してくれるんですよ。
そうそう8月にはこんな企画展も開催されて、ボクも行ってきたんでした。
で、今回は長岡市出身の絵本作家、松岡達英(まつおかたつひで)さんの原画展が開催されているというので、またまた栃尾まで行ってきました。
まずは、松岡達英さんについての基礎情報を整理しておきますね。
1944年に新潟県長岡市に生まれる。自然科学、生物のイラストレーター。創作絵本のほか、国内はもとより、中南米、アフリカ、東南アジアなど世界各地での取材にもとづく、多くの科学絵本を発表している。 『すばらしい世界の自然』(大日本図書)で厚生省児童福祉文化賞、『熱帯探検図鑑』(偕成社)で絵本にっぽん賞、『ジャングル』(岩崎書店)で厚生省児童福祉文化賞と日本科学読物賞を受賞、『震度7』(ポプラ社)で産経児童出版文化賞、『里山百年図鑑』(小学館)で小学館児童出版文化賞を受賞。 主な絵本に、『ぴょーん』(ポプラ社)、『だんごむしそらをとぶ』(小学館)、『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』(福音館書店)などがある。
はい、入り口はこんな感じで撮影スポットもあったのですが、展示会場はもちろん撮影NGです。松岡さんが描いた多くの原画とともに、世界各国で採集した蝶や虫たちの標本も展示されていて、時間を忘れて見入ってしまいました。
松岡さんが書いた絵本も、手に取って見れるように展示されていました。精密で精巧なな絵もあれば、ユーモラスな絵もあり、壁に展示されている原画とともに、ボクらを楽しませてくれました。
松岡さんの絵本は、虫や動植物(や恐竜)をテーマにしたものが中心ですが、中には長岡で過ごした彼の少年時代の生活を描いたものもあり、ボク自身もとても懐かしく見せてもらいました。「そうそう昔の長岡はこんなんだったよね」なんて思いながらね。
美術館の1階では、ボクの母校と松岡さんの母校の高校の写真部の作品展も開催されていました(こちらは入場無料)。実はボク、高校時代は卓球部と写真部の二刀流だったんですよ。後輩たちの作品も楽しませてもらいました。
展示をたっぷり1時間半以上をかけて見て、気がつけばお昼の時間が随分過ぎてしまいました。栃尾と言えば、ここに寄らないわけにはいきません。今日もやって来ました「とちパル」です。
今回も「ざる蕎麦大盛り(天ぷら付き)」をいただきました。う~ん!満足!
たまに美術館巡りが出来たら 何と楽しい事でしょう
それも地元の方が 作品を出して居たら興味が
湧きますね。
元気と時間があれば 好いご趣味だと思います。
高齢者になると 時間に追われて足りません
若い時に いろいろ行かれる内に行っておくべきですね。
コメントありがとうございます。
若い頃にはほとんどすることのなかった「美術館」や「博物館」めぐりですが、なかなか楽しいものですね。興味が湧く企画展などがあったら、できるだけ足を運びたいな…と思うようになりました。