わが家の敷地の一角に、2本の紅葉の木が通路の左右から重なっている場所があります。5歳の孫が「ジジんちのモミジのトンネル」と呼んでいるところです。そこに、(わが家では)珍しいものを見つけました。
紅葉の木に絡まる蔓状の植物に付いた球状の物体です。小さい頃に祖父にくっついて山仕事に行った時にはよく見ていた記憶はあったのですが、これが「ムカゴ」という名で、食べられるものであることを知ったのは、ボクが大人になってからでした。漫画「美味しんぼ」の何巻だったかな?主人公の山岡さんが山の中でムカゴを見つけ、「野生の味」として栗田さん(後の奥さん)に紹介しているのを読んでからです。
「ムカゴ」というのは、ヤマイモやナガイモなどの山芋類の葉の付け根でできる球状の芽(球芽)で、秋の味覚として親しまれています。まぁ見た目は画像のとおりです。ムカゴは、茎の一部に養分がたまってできたもので、土の中に芋ができるのと同じ仕組みで作られています。そのため、芋と同じように芽を出すことができ、味わいも似ています。…と少し蘊蓄(うんちく)を垂れてみました。つまり、このムカゴの蔓の下の土を掘ると、自然薯が収穫できるってことなのでしょうかね?
ムカゴは、きれいに洗って塩茹でするだけでそのままでも美味しく食べることができます。
はい。ではこれから塩茹でして(電子レンジで”チン”しようかな?)、冷酒の肴にいただきたいと思います。もっとも妻は未だに疑心暗鬼で、「ホントに食べられるの?」「大丈夫なの?」「お腹壊さない?」「毒じゃないの?」…と、心配しております。
さて、話は変わりますが、今日はこのブログ「タケ・タケ・エヴリバディ!」を開設してから999日目だということがわかりました。明日は「開設1000日目」の記念日ということになります。本館の「週末はアルビレックス!」だけでなく、こちらの別館をご覧になってくださっているマニアックな皆さんに、心から感謝申しあげます。