タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

「越佐賞」の賞状をもらった!

2024年01月21日 | 健康・スポーツ・生涯学習

ボクが時々講座を受講させてもらっている長岡市の「まちなかキャンパス」は、新潟県の「いきいき県民カレッジ」とも連携しています。講座に参加すると手帳にスタンプを押してもらえて、スタンプがたくさんたまると奨励証ということで賞状がもらえるシステムになっています。

昨年末に通算300単位取得を達成したボクは「越佐賞」の受賞を申請していたのですが、その記念の賞状が県の生涯学習推進センターから届きました。

なんかね。とても立派な賞状をいただいて恐縮しています。前回200単位の「朱鷺賞」をいただいたのがいつだったかなぁ…?と思いブログを検索してみましたら、ありました、ありました。

 

朱鷺賞をいただきました! - タケ・タケ・エヴリバディ!

以前のこのブログで、「いきいき県民カレッジ」の受講手帳の1冊目が終了し、2冊目に突入したことを記事にしました。そうそう、これこれ。2冊目になりました!(県民カレ...

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令和4年の9月でしたね。あれから1年3か月で100単位を積み上げたってことですね。1回の講座受講で2単位分のスタンプをもらえるわけなので、「まちキャン」に50回通ったってことになります。だいたい「週に1回より少し少ない」くらいのペースですかね?

まぁボクとしては「老後の気楽な学習機会」として「『まちキャン』の講座」を利用するのは楽しいので、これまで50単位の「チューリップ賞」、100単位の「雪椿賞」、200単位の「朱鷺賞」に続いて、今回の300単位の「越佐賞」の受賞はいい記念になりましたし嬉しかったです。

で、ボクとしては残りの人生で、「400単位の『日本海賞』」と「500単位の『学長賞』」をいただくことを楽しみにしていたのですが、残念ながらそれはかなわないことになってしまいました。

 

ショック!「いきいき県民カレッジ」が終了! - タケ・タケ・エヴリバディ!

昨日のこと。長岡市の「まちなかキャンパス」に出かけたら、こんなチラシを手渡されました。なんと!新潟県が全国に誇る「いきいき県民カレッジ」が、令和5年度末で終了す...

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まったくもう。「社会教育行政の後退だ!」ってボクが叫んでみてもどうにもなりませんが、「いきいき県民カレッジ」は令和5年度末(あと2か月)で終了となってしまいました。う〜ん、残念!

そうなると「ボクの学習意欲も一気に減退か…?」ってことになりそうなんですが、そんなことはありませんでした。スタンプを押してもらえなくても、日本海賞をいただけなくても、「面白そうなことに対する好奇心」は衰えず、ボクは今こんな講座に参加しています。

 

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久しぶりの外ラン!

2024年01月20日 | 健康・スポーツ・生涯学習

今週末の新潟県地方の天気は、このシーズンには珍しい好天でした。ある程度あった積雪もみるみり融け、「あれ?外を走れるんじゃね?」って感じでした。このシーズン、いつもはジムのトレッドミルで走るボクですが、久しぶりに外ランをしてみることにしました。

はい。信濃川の土手はすっかり雪が溶け、土手道は自転車で走る人や、ランナーたちの姿が見られました。

土手の途中にある日赤病院のヘリポートには、ドクターヘリがスタンバっていました。急病人を運んできたのかな?それともこれから運ぶのか?

長岡市のランドマーク、水道タンクの辺りもご覧のとおりです。

いやぁ〜本当に久しぶりの外ランでした。このところずっとトレッドミル(ラン二ングマシン)でのトレーニングが続いていましたので。外を走るのはとても気持ちがヨカッタです。

走り終わったあとは、「Runtrip」にランの記録と撮影した写真を投稿しました。あぁ気持ちよかった。やっぱり外を走るのはいいなぁ。

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いびしい

2024年01月19日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

昨日のブログ記事で、長岡(新潟?)方言の「かがっぽい」について書かせてもらいました。著書「鎌倉四季だより」の中でこの懐かしい言葉をボクに思い出させてくれた、高校の先輩である星野知子さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、今日のタイトルは「いびしい」です。「いびしい」ってどんな意味だと思います?実はこれ、新潟県の方言ではありません。結婚後まもなくの頃に、愛媛県で生まれ育った女房がボクに教えてくれた四国の方言なんですよ。

ネットで「いびしい」と検索すると、広島弁で「怖い」「恐ろしい」「気色悪い」などの意味があるとヒットします。愛媛県内でも「気持ち悪い」「鬱陶しい」などの意味で使う地域もあるそうです。

しかし、女房が生まれ育ったのは愛媛県でも端っこの高知県境の地域です。予讃本線の終着駅の宇和島やさらにそこから高知県寄りの南予(南伊予)地域では、「いびしい」は単に「気持ち悪い」「鬱陶しい」というだけでなく、その状況が生活の中のある場面に限定されます。

「いびしい」は、「着ている服が濡れてうっとうしい様」を意味するのです。使用例は、「服がいびしいけん 着替えてくらい!」です。意味は、「服がうっとしいから着替えてきます!」です。

女房の解説によると、「雨に濡れたズボンや服が肌にまとわりついて気持ち悪い様子」を表すのが「いびしい」の正しい意味で、「この状況を標準語で適切に表す言葉はない」とのことです。そういえば昨日の長岡方言「かがっぽい」も、あえて標準語に訳すなら「まぶしい」ですが、やっぱりニュアンスは単なる「まぶしい」ではなく、雪国ならではのビミョーな感じなのですよね。つまり方言には、標準語化することができない繊細な表現が残っているのだということですよ。面白いですね。

わが家では老夫婦2人が残りの人生の中で、南予方言の「いびしい」と長岡(新潟)方言の「かがっぽい」を、八百政家の文化として継承していくことにしました。とりあえず2人の孫たちに(もうすぐ3人目が誕生します)、ジジとババはこっそりとこれらを伝承することにいたします。親たちは「変な言葉を教えないで!」なんて言うかもしれませんが、言語は文化です。ボクらが使えば自然と受け継がれていくことでしょう。わっはっは。なんと壮大な計画でしょう。愛媛の文化と新潟の文化がここに融合するのです。(笑)

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かがっぽい

2024年01月18日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

昨日のブログで「星野知子の鎌倉四季だより」という本を紹介しました。ボクと同郷で高校の先輩でもある星野知子さんがお書きになったエッセイの中には、タイトルにある「鎌倉の魅力」を紹介するだけでなく、「長岡花火」や「新潟の海」や「雪国の暮らし」に関する記述があり、ボク自身も共感する内容が多かったです。

その中で「かがっぽい」というタイトルの文章を見つけた時に、ボクは懐かしい気持ちでいっぱいになりました。「かがっぽい」。ボクが子どもの頃には、日常的に使っていた方言です。単に「まぶしい」という標準語の意味とはちょっと違うニュアンスをもつこの方言(新潟の方言?長岡の方言?)。少なくともボクはこの40年間、一度も使っていない言葉でした。

女房(愛媛県出身、長岡に嫁いで40年超)に「『かがっぽい』って知ってる?」と尋ねたら、「何それ?咳をしてる感じ?」「知らなーい」と返答。それは「いがらっぽい」じゃないの?まぁ、ボクも大人になってからは「かがっぽい」を使った記憶がないわけですから、県外出身の女房が知らないのは当然です。

エッセイに書かれていた、星野知子さんの「かがっぽい」についての表現と解説が秀逸でした。星野さんは「かがっぽい」を次のように紹介していました。


まだ町は雪に覆われている。太陽の光は屋根や雪に積もった雪に反射して、あたりはいっそう輝いて見えた。そんな光のなかで、私たちは手のひらを額にかざし、目を細めて「かがっぽいね」と口々に言った。方言で「まぶしい」という意味だが、雪国ならではのニュアンスがある。もうすぐ春が来るというくすぐったいようなうれしさ、それに急に明るいところに出てきて恥ずかしくて、というような気持ち。雪国の人にしかわからない感覚だろう。


そうそうこれこれ、これですよ。雪に反射した太陽の光。くすぐったいようなうれしさ。恥ずかしさ。まさに「かがっぽい」という言葉で、ボクは星野知子さんとは繋がりました。

わが家では(女房と2人ですが)これからの人生の中で、「かがっぽい」という言葉を使い続け、雪国の言語文化を継承していきたいねぇ…と、女房と確認しました。今年も春が近づき、「かがっぽいねぇ」と手のひらを額にかざして言い合える日々が早く来るといいなぁ…。

実はわが家にはもう1つ、「使い続け、文化を継承していこう」と夫婦で確認している言葉があります。「いびしい」っていう言葉なんですが、それについてはまた後日。

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星野知子の鎌倉四季だより

2024年01月17日 | 読みました!見ました!

女優でエッセイストの星野知子さんは、長岡市の出身です。ボクらの世代の方なら、NHK朝の連続テレビ小説「なっちゃんの写真館(1980年)」でヒロインを、実写版「サザエさん」で主役のサザエさんを演じた女優さんとして、記憶していらっしゃる方も少なくないのでは?と思います。実は彼女、ボクの高校時代の1学年先輩なんです。

ボクが高校2年の時の同級生に、レスリング部のA君という愉快なヤツがいて、彼は自他ともに認める「美少女ウォッチャー」でした。そのA君がしょっちゅうボクを誘うのです。「八百政、〇年〇組の○○さんは本校でも十指に入る美少女だ!一緒に見に行こう!」まぁボクもそういうことが嫌いではなかったので、A君に付き合うというスタイルを装いながら「美少女ウォッチング」を楽しんでおりました。その中の1人が星野知子さん(たぶん本名は”みち子”さん)だったのです。当時から上背もあり、ちょっと古風な雰囲気を醸し出す美人でした(ボクのランキングの中では1位ではなかったですが)。

その星野さんが東京の大学に進学し、「装苑」という全国的なファッション雑誌の表紙を飾ったことを教えてくれたのも、確かA君でした。もちろん、その後の人生の中でボクと星野さんの2人に接点はありません。テレビで時々お姿を拝見するたびに、「あ~あの星野さんだ。相変わらずお綺麗だな…」なんて思うくらいでした。

その星野知子さんが、「星野知子の鎌倉四季だより」という本を出版されたということが、昨年暮れの新潟日報に掲載されていました。星野さんは50歳で結婚され、現在はご主人と一緒に鎌倉に移住して暮らしており、鎌倉での生活で感じたことを書き綴りエッセイ集として出版されたのだと知りました。それで早速図書館に予約し、借りてきたというわけです(「火の鳥」と一緒にね)。

いやぁ~なんか、高校時代の清楚な感じの星野さんがその雰囲気のまま年齢を重ね、鎌倉でハイソな文化生活を送っていらっしゃることが文面からうかがえ、なんかホンワカした気持ちになりました。鎌倉や湘南って、ボクも好きなんですよね。サザンオールスターズや加山雄三、ワイルドワンズの世界はもちろんですが、岡本正の「北鎌倉」とか、グレープの「縁切寺」などの鎌倉をテーマにしたフォークソングも好きだったんですよ。もちろん、生シラスも鶴岡八幡宮も好きです。そういえば本館の方に、鎌倉の記事を書いたことがありましたね。

 

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星野さんのこのエッセー集は、鎌倉の魅力が満載でした。「いいなぁ~星野さん。こんなステキな街にすんでいるのかぁ…」と羨ましくなるような内容でしたよ。それでいて文章のところどころに、生まれ育った新潟県や長岡市のことなども書かれていたり、長岡と鎌倉の生活を比較したりしているものですから、ボクとしてはとても楽しめた1冊でした。

最後に、この文章中に登場したフォークソング「北鎌倉」のYoutube動画を貼り付けておきますね。懐かしい人もいるかな?

北鎌倉 岡本正

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