低周波音被害者が問題にしている【低周波音】とは、【低周波音】という特別なモンスターではなく、世界にあふれている〈音〉のうち、“止まらない低周波音域の〈音〉”です。
ヒーリングミュージックや扇風機に取り入れられている1/f揺らぎをご存知でしょうか?ヒーリングミュージックは似た音律や強弱を少しづつ変えながら流れ続けます。それが脳や神経の自然回帰を促しストレスがリセットされ癒されるそうです。扇風機に取り入れられている1/f揺らぎは、一定の送風で体にかかる負担(痛みを感じるなど)を和らげるため、羽の回転を一定ではなく1/f回転としたものです。実際の扇風機を見ると、不規則に強弱をつけて回っています。
雷や地震にも高レベルの低周波音域の〈音〉が含まれていますが、その〈音〉は一過性であり、決して月-金・8-17時や24時間365日鳴り続ける事はありません。低周波音被害者の置かれている状況は月-金・8-17時や24時間365日、雷や地鳴りに曝されているに等しいのです。(雷に関しては実際に測定しました。雷は20Hz以下の周波数も高レベルですが、私の家で問題になっている25Hzの高レベル低周波音は遠雷では軽く、至近の落雷ではわずかながら雷よりオーバーしていました。)
あるHPに下記記述があります。≫≫≫≫
以前低周波音は、東京大学工学部教授であった故西脇仁一氏によって、低周波空気振動と名付けられました。
然し、旧環境庁の【指導】によって、より語感やイメージの点で、よりインパクトの弱い低周波音という名称に改名されて今日に至ります。
穿った見方をすれば、低周波音問題を生理的被害ではなく、単なる騒音問題として位置付け様と目論んだと思えなくもありません。
斯くして低周波音による生理的被害という公害は、微に渡り些に渡り矮小化され、隠され続けてきた公害です。≫≫≫≫
私の家での低周波音問題は当時低周波音という概念もないまま工場の振動問題として始まっています。ですから【低周波音】と【振動】は切ろうにも切れません。表裏一体と感じていました。“低周波空気振動”という言葉は私の実感にかなり近いものです。
この半年縁あって、被害者ではない方々に【低周波音】という単語の説明に奔走し、悪戦苦闘してきました。そして感じたのは、【低周波音】が世界にあふれ誰もが聞いている〈音〉の一部ではなく【低周波音】という世間からはみ出た特別なモンスターと受けとめられているということです。〈音〉が空気振動であることや、周波数という音色の高低は結構簡単に理解いただけますが、【低周波音】も空気振動という〈音〉に過ぎないということが、なかなか理解されません。低周波音被害者は【低周波音】という特別なモンスターに苦情を訴え苦しむ、特異な存在と思われかねないということです。
そこで“低周波空気振動”という言葉。私の実感としては「低周波音域の空気振動」です。そしてそれが“止まらない”事に問題があるように思います。人は通常自然音・人工音ともに低周波空気振動も、高周波空気振動も、普通の可聴音も、渾然一体に〈音〉として聴いています。自然音のように“低周波空気振動”が一瞬、数秒、数分、一過性のものであり止まれば心身にこれほどの悪影響は与えないと思うのです。【低周波音】に過敏症化している私でさえ、風や川や海鳴りや雷、花火や短いトンネルでは頭痛もめまいもしません。普通に自然を満喫し、楽しめます。
しかし人工的な“低周波空気振動”となると〈音〉は“止まらない”凶器となります。
近代文明によって生み出された【低周波音】被害という“止まらない低周波音域の空気振動”。
なぜ止らないのか。それは発生源が止らない、機械であれば動力を供給され続けるからです。なぜ低周波音域なのか。機械が動けば振動します。その振動が周囲の空気を振動させ、空気振動を感知した聴覚は機械が〈音〉を出していると受け止めます。もしその音が可聴域だったら当然うるさい機械とクレームがきます。ここからは専門すぎて仮定にすぎませんが、機械が動くことによって出る音のエネルギーのみを消滅させればいいのでしょうが、多くは静音化という可聴域から不可聴域に転化をしている?その結果は、被害者の言う「何らかの対策で〈騒音-可聴域の音〉としては静かになったが、圧迫感が増してたまらない」です。
子供の遊びに例えましょう。箱の中に砂を入れて窪みを作ると窪みの周囲は盛り上がり、ついには箱から砂がこぼれてしまう。箱は人の可聴域の許容度、砂は機械や〈音〉のエネルギーで、窪みは静音化工作。箱から砂がこぼれ被害が発生するという例えです(花粉症や科学物質過敏症等のアレルギー発症のリミットみたいです)。揺れている(振動している)ところで同じ事をしたら更にたくさんこぼれそうですし、グラグラしていたらそれだけでこぼれそうです。砂がこぼれないように箱を大きくできればいいのですが、高出力・高機能と称して砂を流し込むのが今の産業界です。そして、砂がこぼれたことに苦情を訴える低周波音被害者に「それが何だ。片付けろ(黙っていろ!)」と。行政は箱が小さいことを知っていて、砂がこぼれることも、こぼれていることも知っていて、砂を減らしたり、片付けさせたり(指導)するのは面倒だから放っておく。砂はこぼれ続け、被害者は増え続けます。これが子供の遊びで、普通のお母さんがいれば部屋が砂だらけになってしまう前に、どこかで「片付けなさい!!」と天の声が響くのでしょうが・・・
ヒーリングミュージックや扇風機に取り入れられている1/f揺らぎをご存知でしょうか?ヒーリングミュージックは似た音律や強弱を少しづつ変えながら流れ続けます。それが脳や神経の自然回帰を促しストレスがリセットされ癒されるそうです。扇風機に取り入れられている1/f揺らぎは、一定の送風で体にかかる負担(痛みを感じるなど)を和らげるため、羽の回転を一定ではなく1/f回転としたものです。実際の扇風機を見ると、不規則に強弱をつけて回っています。
雷や地震にも高レベルの低周波音域の〈音〉が含まれていますが、その〈音〉は一過性であり、決して月-金・8-17時や24時間365日鳴り続ける事はありません。低周波音被害者の置かれている状況は月-金・8-17時や24時間365日、雷や地鳴りに曝されているに等しいのです。(雷に関しては実際に測定しました。雷は20Hz以下の周波数も高レベルですが、私の家で問題になっている25Hzの高レベル低周波音は遠雷では軽く、至近の落雷ではわずかながら雷よりオーバーしていました。)
あるHPに下記記述があります。≫≫≫≫
以前低周波音は、東京大学工学部教授であった故西脇仁一氏によって、低周波空気振動と名付けられました。
然し、旧環境庁の【指導】によって、より語感やイメージの点で、よりインパクトの弱い低周波音という名称に改名されて今日に至ります。
穿った見方をすれば、低周波音問題を生理的被害ではなく、単なる騒音問題として位置付け様と目論んだと思えなくもありません。
斯くして低周波音による生理的被害という公害は、微に渡り些に渡り矮小化され、隠され続けてきた公害です。≫≫≫≫
私の家での低周波音問題は当時低周波音という概念もないまま工場の振動問題として始まっています。ですから【低周波音】と【振動】は切ろうにも切れません。表裏一体と感じていました。“低周波空気振動”という言葉は私の実感にかなり近いものです。
この半年縁あって、被害者ではない方々に【低周波音】という単語の説明に奔走し、悪戦苦闘してきました。そして感じたのは、【低周波音】が世界にあふれ誰もが聞いている〈音〉の一部ではなく【低周波音】という世間からはみ出た特別なモンスターと受けとめられているということです。〈音〉が空気振動であることや、周波数という音色の高低は結構簡単に理解いただけますが、【低周波音】も空気振動という〈音〉に過ぎないということが、なかなか理解されません。低周波音被害者は【低周波音】という特別なモンスターに苦情を訴え苦しむ、特異な存在と思われかねないということです。
そこで“低周波空気振動”という言葉。私の実感としては「低周波音域の空気振動」です。そしてそれが“止まらない”事に問題があるように思います。人は通常自然音・人工音ともに低周波空気振動も、高周波空気振動も、普通の可聴音も、渾然一体に〈音〉として聴いています。自然音のように“低周波空気振動”が一瞬、数秒、数分、一過性のものであり止まれば心身にこれほどの悪影響は与えないと思うのです。【低周波音】に過敏症化している私でさえ、風や川や海鳴りや雷、花火や短いトンネルでは頭痛もめまいもしません。普通に自然を満喫し、楽しめます。
しかし人工的な“低周波空気振動”となると〈音〉は“止まらない”凶器となります。
近代文明によって生み出された【低周波音】被害という“止まらない低周波音域の空気振動”。
なぜ止らないのか。それは発生源が止らない、機械であれば動力を供給され続けるからです。なぜ低周波音域なのか。機械が動けば振動します。その振動が周囲の空気を振動させ、空気振動を感知した聴覚は機械が〈音〉を出していると受け止めます。もしその音が可聴域だったら当然うるさい機械とクレームがきます。ここからは専門すぎて仮定にすぎませんが、機械が動くことによって出る音のエネルギーのみを消滅させればいいのでしょうが、多くは静音化という可聴域から不可聴域に転化をしている?その結果は、被害者の言う「何らかの対策で〈騒音-可聴域の音〉としては静かになったが、圧迫感が増してたまらない」です。
子供の遊びに例えましょう。箱の中に砂を入れて窪みを作ると窪みの周囲は盛り上がり、ついには箱から砂がこぼれてしまう。箱は人の可聴域の許容度、砂は機械や〈音〉のエネルギーで、窪みは静音化工作。箱から砂がこぼれ被害が発生するという例えです(花粉症や科学物質過敏症等のアレルギー発症のリミットみたいです)。揺れている(振動している)ところで同じ事をしたら更にたくさんこぼれそうですし、グラグラしていたらそれだけでこぼれそうです。砂がこぼれないように箱を大きくできればいいのですが、高出力・高機能と称して砂を流し込むのが今の産業界です。そして、砂がこぼれたことに苦情を訴える低周波音被害者に「それが何だ。片付けろ(黙っていろ!)」と。行政は箱が小さいことを知っていて、砂がこぼれることも、こぼれていることも知っていて、砂を減らしたり、片付けさせたり(指導)するのは面倒だから放っておく。砂はこぼれ続け、被害者は増え続けます。これが子供の遊びで、普通のお母さんがいれば部屋が砂だらけになってしまう前に、どこかで「片付けなさい!!」と天の声が響くのでしょうが・・・