淡墨桜
今年は最後の花見に天気もまぁまぁだったので
きのう岐阜県本巣市の「根尾谷の淡墨桜」に会いに行ってきました。
車で一時間半もあれば行ける範囲なのですが混むことも予想して、
朝7時半には家を出発しました。
根尾谷の桜は日本三大桜のひとつです。
樹齢1500年も経っているエドヒガン桜です。
蕾の時はうすいピンク色で満開になると白色になり、散るときには淡い墨色した桜。
古木らしい何とも品のある桜です。
幹の回りを一周してきました。
このいたいたしい桜にエールを送りたい気持ちになりました。
今年は花と葉っぱも一緒に出てしまい満開になっていても
あまり綺麗さは感じないかもしれないが健気に一生懸命に咲いている姿に
感激します。
ボランティアの地元ガイドさんの話にも耳を傾けました。
一度大正時代に大雪で太さ約4メートルの枝が折れて衰えたらしいが、地元では保存会をたて、
岐阜県内の医者が立ち上がり調査の結果、回生可能の診断が下った。
幹の土壌を堀り起こすと無数のシロアリが生育しており、ほとんど枯死状態だったとか、、、
直ちに駆除して近くの山から若い根を採取し、接木に懸命の努力がなされた。
こうした地元の方や多くの方の知恵と技術、心が集まって現在の「淡墨桜」はたくさんの花を咲かせているのですね。
ここの駐車場を出たら案の定、車やバスの渋滞が続いてこの人たち、いつたどりつくやらと
心配になるほど渋滞してました。
またいつの日かこの桜に会いに行きたいですね。
今度はライトアップされた桜に、、、、
次に行ったのが「根尾谷断層」の地震観察館で震度「8」クラスの体験してきました。
東海地方を襲った濃尾地震マグニチュード8.0級の地震が1891年10月28日、午前6時37分に起きました。
今から124年前の事でした。
日本の内陸部でおきた最大級の直下型地震で震源が浅く震度7の地震でした。
この地震で7000人もの死者が出ました。
断層が距離にして80kmのも達し世界的にも大規模な事だったらしい。
震源地であるここは上下6m、長さ1000mにもなる断層崖が出来てしまい
今でも保存保護がなされている。
3Dのメガネをかけ15分の映画ですが震度「8」の体験ができます。
地震の場面になると椅子がものすごい音とともに横に揺れだし
あたかも地震に遭遇している錯覚に陥ります。
映像と頭では分かっているつもりですが3Dのメガメで見ると
リアルにいろんなものが頭に物が飛んでくるので
思わず体を避けてしまいます。
確実に近い将来来るとされている地震、
体験もしてみて再度恐ろしさも噛み締め、
もう一度家の中を見てみようという気持ちになりました。
さぁ いざ地震が発生したらきっと何もできないと思うけど、、、、、でも 何かしなければ、、、
まずは一週間分の水からね。、、、、、、
帰路の途中にきれいな花桃?の並木を見つけました。
今年は花見もいろいろ見られて幸せでした。
足腰丈夫にしてまた来年の楽しみにしたい。。。。
見て来たんですね。私も4/13に予定していましたが
高齢な方いるので雨かもしれないので残念でしたが中止になりました。また何時か機会のあるの楽しみにしています。「だずさん」のおかげで根を張り枝を広げた力強い桜に老いの腰が持ち上がります。
いつ見ても勇気と感動をいただけます。
この品のいい桜にうっとりしますね。