総合診療医からの健康アドバイス

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マグネシウムとカルシウムの関係

2019-08-29 11:16:16 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 今日の沖縄は晴れ時々曇り、午後から雨が降る予想です。予想最高気温は32度です。今回の九州地方の雨はすごかったですね。佐賀では、観測史上一位の一時間に110ミリという雨が降りました。駅前の道路や広場が冠水し、駅構内まで浸水したようです。今回、お亡くなりになった方もいます。皆様、ご注意下さい。では、本題へ。
 
 

 これまでみてきたように、飲酒者ではマグネシウムも大切です。


 アルコール依存症患者での低マグネシウム血症では血液中のカルシウム濃度も下がってしまうことがあります。



 その機序は、低マグネシウム血症で副甲状腺ホルモンの分泌が下がる、または副甲状腺ホルモンの骨の作用が弱まる、などがあります。



 そのような患者さんでは、カルシウムを補充してもなかなか血液中のカルシウムの濃度が上がらないことがあります。



 このとき、マグネシウムを補充するとカルシウムが上がって正常化してくることがよくあります。

 

ビタミンB12の動き。

 

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