皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。今朝の日本列島は放射冷却の影響でしょうか、ヒンヤリしていました。しかし、うって変わって昼間の気温は20度越えです。一部の地域では25℃以上の夏日になるそうです。体調管理には注意しましょう。では本題へ。
マラリアやデング熱を媒介する昆虫が地球温暖化によって日本に上陸し、これらの病気が流行する可能性はあるのでしょうか。
WHOなどが公開しているデング熱流行地図をみると、日本のすぐ近くまでその流行地が進出してきているのがわかります。
夏場で東南アジア並みの高温多湿となっている日本でデング熱が流行しない理由はない、といえます。
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媒介蚊のことを考えますと三日熱マラリアは日本でも再流行の可能性はあるかと思います。熱帯熱はまずないのではないでしょうか。100年後は分かりませんが。
デングはご指摘の通りいつでも侵入しうると思いますし、沖縄は定着の可能性もあると思っております。
貴重なコメントをありがとうございました。
さすがです!
徳田安春