スパイシー健康料理の主役カプサイシン

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。しかし驚きました。台湾からのクルーズ船を利用して、沖縄に覚せい剤17kgを密輸しようとして、摘発されたそうです。怖いですね。観光客を装い入国するとは、恐ろしいですね。去年沖縄では覚せい剤600kgを押収という記録もあるそうです。中継地点として狙われていますね。では本題です。

 

 

　スパイスと健康への影響についてはさまざまな研究が行われています。

　まず、スパイスに含まれているカプサイシンなどの生物活性物質は脂肪を燃焼させる働きがあります。

　カプサイシンを摂ると、咽頭付近の重要生理的活性物質サブスタンスPが増加します。

　この、サブスタンスPは嚥下機能を改善する効果もあり、誤嚥性肺炎の予防に香辛料を用いて成功した研究もあります。

 

　スパイスの摂取量が多い地域ではがんが少ないということは以前からいわれていました。

　また、抗ガン作用だけでなく、消化吸収機能の改善作用も示唆されています。

　さらに、スパイスには腸内細菌への良い効果もあるとされています。

　糖尿病や心血管疾患、がん、肝硬変などの病気のリスクも低下させるといわれています。

 

 

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