平均寿命が短くなっていくアメリカ

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は曇り時々晴れ。予想最高気温は19度と昨日の25度から6度も下がります。昨日の夕方から、雨が降り、風も北寄りの強い風が吹き、みるみる気温が下がってきました。今朝は寒さで目が覚めました。沖縄もやっと冬らしい気温へと変わってきます。さあ、やっと布団を出すことにしましょう。では、本題へ。

 

　アメリカ人の平均寿命が２年連続で下がった。

 

 

　ほとんどの先進国では平均寿命が伸び続けているので、この結果は多くのアメリカ人にとって衝撃だ。

 

 

　アメリカのことではあるが、アメリカの様々な文化を取り入れている日本、特に沖縄にとっても注目すべきことだと思う。

 

 

　欧米先進国と比べてアメリカ人の平均寿命が低くなってきているのはここ20年のトレンド。

 

 

　そしてその差が拡大している。

 

 

 

　2015年のOECD諸国全体での平均寿命が80.3歳で、アメリカ人の平均寿命は78.7歳。

 

 

　平均で1.5年寿命が短いと言うことになる。

 

 

　数字的にはわずかな差のように見えるが、平均値でのわずかな差は、全体の分布にはかなりの差があることを示す。

 

 

　アメリカ人の平均寿命が相対的に低くなったのはどうしてなのか。

 

 

　実は、1960年の時点ではアメリカ人が平均寿命ランキング世界一であった。

 

 

　その年は、OECD諸国全体での平均寿命と比べて2.4年も長かったのだ。

 

 

 

　アメリカ人の平均寿命が相対的に落ちてきたのは1980年代から。

 

 

　2013年には、アメリカ政府の調査機関がその理由について報告書を出している。

 

 

　続きは来年１月。

 

皆様、この一年、当ブログをご愛顧頂きありがとうございました。

当ブログは年末年始のお休みを取らせて頂きます。

令和二年の開始は一月六日を予定しております。

 

それでは皆様、よいお年を。

 

沖縄本島北部、宜野座村の海岸

 

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