皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
今日の沖縄は晴れ時々曇り、所によりにわか雨。予想最高気温は34度です。全県に熱中症警戒アラート発令中です。なので、できる限り室内の涼しい場所に居ましょう。外での作業は日が傾いてからにします。しかし、夜でも気温はあまり下がりません。そんな中、ドジャースの大谷選手は二試合連続先頭打者ホームランを打ちました。これで25号です。すごいとしか言えません。では、本題へ。
最近の社会問題として、平均寿命と健康寿命の開きが大きくなっていることが挙げられる。
医学的治療や福祉サービスによって、疾患を抱えても、日常生活の大部分を介護されながらも、生存を可能にすることができる人々が爆発的に増えてきている。
日本では、最終的に寝たきりなどになる期間が、国民一人あたり五~一〇年に及んでいる。
いまの日本では自分の身のまわりのことができなくなってから死を迎えるまで、数年も続いていくことになる。
このような高齢社会では、高齢者は、社会への貢献度が・・・、医療費増加の・・・である・・・とつながるのは容易に予想される。
これは、われわれの多くが望む長寿のかたちではない。
多くの人は健康に自立した状態でなるべく長く人生を楽しみ、寝たきりの期間はなるべく短くすることを望んでいるのではないのか?
これは欧米圏でも「サクセスフル・エイジング(成功した老)」といわれ、老い方の理想とされている考え方だ。
「サクセスフル・エイジング」という考え方では、単に病気でないことや知的な機能を維持しているという状態では不十分で、活動的な生活機能を維持してはじめてサクセス(成功)といえる。
カナダのある住民のなかの80才までの高齢者集団では、死亡が約6割、要介護(あるいはそれに近い状態)が2割、そしてサクセスフル・エイジングが2割であった。
アメリカのある住民集団のなかの80才までの高齢者集団では、約3割がサクセスフル・エイジングを達成しているのだ。
沖縄本島南部のビーチです。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
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