皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。沖縄では、昨日、日中の最高気温が何と、25.9℃。12月13日ですよ。夏日じゃないですか。確かに朝晩は涼しくなったと感じてますが、昼間は日差しが強く、帽子無しでは暑くて歩けません。いつから冬が始まるのでしょうか。ヒートアイランドですかね。では日野原先生のお話です。
徳田:患者さんとの医療面接での工夫についてお話をお願いします。
日野原:私は70年以上医師として患者さんと接してきました。
患者さんと接するとき「いのちに寄り添う」ということばを大切にしています。
まずは温かいまなざし、そして温かい手で接する。
徳田先生、私と握手してください。
徳田:先生の手は温かいですね。
身体診察をするとき、私もかならず手を診ることにしています。
爪の形や色、手掌線の色、皮膚の硬さや厚み、皮疹、手のぬくもり、などをチェックしています。
いろいろな病気の診断の鍵が手を診ることから得られますよね。
それにしても日野原先生の手は温かく、手のひらの皮膚が美しいですね。
皮膚年齢が若いです。
タバコを吸っていないということが皮膚年齢を若く保つために最も重要ですから、先生がタバコを吸われなかったということの証明ですね。
日野原:タバコは吸ってはいけません。
それから、患者さんと接するとき、その人の心の中にしみこむようなことばを見つけて会話します。
徳田:ことばは大切ですよね。
医療面接では、「共感」が重要とされていますが、相手の気持ちを十分理解していることをきちんとことばで伝えることが重要であると研修医には指導しています。
また、次回お願いします。
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