毎年ひとつ新しいことを始める

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。2015年の国勢調査の結果では、沖縄県は出生率が何と42年連続一位だそうです。また死亡率は14年連続で最下位です。それに、女性が生涯に産む子どもの数、合計特殊出生率は1.96で全国より0.51ポイント高く、こちらも31年連続一位だそうです。沖縄はご長寿の皆さんが多いですが、子供も多いのですね。安心しました。では日野原先生のお話です。

 

 

徳田：前回からの続きです。

　フェイスブックについてでした。

　私もフェイスブックなどで、医学生や研修医向けの勉強会の開催通知を行うなどしています。

　とても便利で、人々のネットワークがどんどん広がるように思います。

　医学生主体の勉強会が広がっており、大学を超えた連携も加わって、これはもう「うねり」ですね。

　もちろん、医師としては、患者情報の秘密保持などで、守らなければならないプロフェッショナリズムがありますので注意すべきではあります。

　日野原先生の最近の新たなチャレンジについて教えてください。

日野原：私は毎年、ひとつ、今までにやったことのないことを始めることにしています。

　99歳の時にはストレッチ運動を始め、以来朝と夜寝る前に毎日ストレッチをしています。

　俳句を始めたのは98歳の時、そしてその後は童謡を作曲し絵描きさんに素敵な絵を添えてもらって子供が喜ぶような本を出版しています。

　いつも前向きに新しいことを考えています。

　これは、私の生きる姿勢そのものですね。

徳田：100歳からのフェイスブックはすごいですね！新しいことに挑戦し、ボランティアもやって、長生きし、子供たちに平和のたいせつさを伝える。

　すばらしいご活躍です。

　では、次回も宜しくお願いします。

 

 

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