皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。しかし、昨日の地震は驚きましたね、完全に油断してました。被害が大きくないことを祈ります。まあしかし、今年もあっというまに年越しということになりました。今年も色々とやり残したこともありますが。是非来年はよい一年になるよう頑張りたいと思います。当ブログも今日で年内は最後です。皆様よいお年を。それでは、日野原先生のお話です。
徳田:骨折のときにはしばらく安静にしました?
日野原:なるべく動くようにしました。
早期リハビリです。
安静の弊害というので、いろいろな研究を調べたことがあります。
数日間の安静でも、人間はかなりの筋肉量や骨量が減るようです。
早めに日常生活を回復することができれば、体力の低下を最小限にして社会復帰も早まります。
入院中の患者さんも入院着ではなく普段着がよいでしょう。
普段着だと人は社会復帰への自覚が出ますからね。
徳田:筋力の低下はサルコペニア(サルコは筋肉、ペニアは減少という意味)、そしてフレイル(脆弱化という意味)につながりますから、早期リハビリは重要ですね。
長い間、インタビューに答えてくださり、誠にありがとうございました。
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