総合診療医からの健康アドバイス

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ケタミンのなかまたち

2018-05-01 10:54:13 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 今日の沖縄は曇り時々晴れ。気温は27度と夏日。明日から雨模様との予想だそうです。ゴールデンウィークの前半が終わりました。昨日はどこもかしこも人、人、人、そして渋滞でしたね。また明後日からの後半が楽しみではないでしょうか。楽しみといえば、ドラゴンズの松坂投手、久々の勝利、これからが楽しみですね。では、本題へ。
 
 
 
 
 ケタミンがうつ病の薬として効果があるかもしれないことから類似の薬の開発案が出てきました。
 
 
 
 
 もともとこの薬は2つの種類のものが半分ずつ混ざったものであり、その両者の構造は鏡で覗いたような類似体となっています。
 
 
 
 
 ジョンソン&ジョンソン社は、この2つの種類のうち1つのものを取り出し、薬として製造することに成功しています。
 
 
 エスケタミンです。
 
 
 
 
 エスケタミンは経鼻的にスプレー剤として患者さんが簡単に使うことができます。
 
 
 
 しかも、この薬に特有な幻覚や悪夢を見るなどの副作用もほとんどないといわれています。
 
 
 
 
 エスケタミンの有効性と安全性については現在臨床試験が行われています。
 
 
 もしもこれが証明されれば、治療抵抗性のうつ病患者、特に重度のうつ病患者にとっては朗報といえます。

 

 

那覇空港、全日空側

 

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