日本における結核の高リスク・グループ

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　残念ですね。大相撲初場所は六日目、ここまで四敗していた横綱稀勢の里が休場するようです。横綱になってから調子が悪いですね。一方で、県出身の十両千代の皇が五連勝と元気です。十両優勝の可能性が上がってきてますね。頑張れ千代の皇。では、本題へ。

 

 

 

 

　日本はインドなどの国々よりは結核感染のリスクは低いですが欧米諸国よりはまだまだ高いです。

 

 

 

 

　日本国内で注意すべきはホームレスの人々、矯正施設に入所している人々などです。

 

 

　これらの人々は他の人と近い環境の中で生活していますのでリスクが高くなります。

 

 

 

 

　病院や診療所に勤務する人々もリスクが高くなります。

 

 

　病気や薬剤によって免疫力が低下している人々もリスクが高くなります。

 

 

 

 

　潜在性結核のスクリーニングにより早期診断と治療が行われると活動性結核の発症を予防することにつながります。

 

 

　スクリーニング検査による有害な影響は小さいと考えられています。

 

 

 

 

　検査が偽陽性とは過剰診断です。

 

 

　治療薬による副作用のリスクは低いと考えられていますが、肝臓の障害などがあります。

 

 

 

 

　日本国内でスクリーニング検査を受けた方が良いと思われる対象者は次のような人々です。

 

 

　ホームレスの人々、矯正施設に入所している人々、医療従事者、そして活動性結核患者の近くにいた人々です。

 

 

　自分自身が対象者かどうかの確認については、最寄りの保健所や医療機関に相談すると良いでしょう。

 

 

東崎漁港から太平洋を望む

 

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