コンサートへの参加は、前夜急に決まったので、10時のチェックアウト
からコンサート開始までに、どこかでランチと給油をしなくては。
嵐渓荘への訪問自体は4回目なので、もう周辺で行く場所がなくて困った。
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紅葉も終盤だけれど、近くの大谷ダムを薦められたので行ってみた。
三条市中心部を貫流する一級河川・信濃川水系 五十嵐川(いからしがわ)
流域は古来より水害の多い地域で、ダムが上流部に建設されました。
旧名は五十嵐川ダムでしたが、地元の要望で水没地区である大谷集落
から名前を取り、大谷ダムに改名。
同時に人造湖は「ひめさゆり湖」と命名されました。
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ダムの先は約2kmで行き止まりです。
久しく、福島県境の八十里越をトンネルで貫き、只見町と結ぶ工事中。
八十里越(はちじゅうりごえ)は新潟県三条市と福島県南会津郡只見町
を結ぶ街道の名称で、二つの峠(鞍掛峠、木ノ根峠)を含みます。
名称の由来は「八里の区間でありながら八十里もあるかのよう
に急峻・長大な街道である」から。
十数km南には、六十里越も(国道252号)あります。
この区間を結ぶ国道289号は現在、車両が通行できる道路は開通して
おらず「点線国道」。
もともと新潟県新潟市と福島県いわき市を結ぶ長~い国道なのです。
なかなかつながらないのは、道の険しさだけでなく、途中で日本有数の
豪雪地帯があるのも原因の1つ。
全通は平成30年代(2020年代)の予想ですが、福島県内の未開通部分
は数年前にやっと開通しましたし、観光は便利になると思います。
八十里越は、幕末の長岡藩の家老河井継之助の最期の地としても有名。
河井は同藩の軍備を整え、越後から会津に侵入しようとする新政府軍と
戦い(北越戦争)、攻城戦の過程で流れ弾を膝に受けて倒れました。
戸板に載せられ八十里越を会津へ落ち延びますが、途中、破傷風を悪化
させ、現在の福島県只見町で死去します。
運ばれる最中
「八十里 腰抜け武士の 越す峠」と自嘲の句を詠んでいます。
「腰抜け」を「越抜け(越後を抜ける)」と重ねているという説もある
けれど、負傷しているのにそんな余裕あるとは思えないのですが・・・
この話を司馬遼太郎が小説「峠」に書いています。
ダムでは、前夜「ラウンジひめさゆり」でご一緒した、リピーターの方
を見かけました。
ちなみにその方は連泊で、やはりコンサート組。
三条方面に走っていると、川沿いに水害の後が残っていました。
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スーパーマーケットとホームセンターがセットの場所がありました。
反対車線にはちょうどガソリンスタンドもあって便利。
さすが新潟、おせいぺいの本場です。
白菜98円!
スーパーマーケットでは三条名物カレーラーメンの実物をチェック。
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福島県にもあったけれど、三条のカレーラーメンの歴史は古く、鍛冶職人
の活力源として70年も前から食べられていたといわれる地元食文化の
1つです。
この後、立ち寄った道の駅にもカレーラーメンの広告がありました。
ホームセンターで驚いたのは、新米と米びつが同じ場所で売られていた事。
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宿の売店で芋ようかんを販売、夕食のデザートで「さつまいものブリュレ」
が出ていたように、下田(しただ)はさつまいもが有名。
生産量も県内第1位です。
新潟県は日本でも有数の米どころですが、山間の三条市下田地区には
お米のできない赤土の土地があります。
下田地区では、昭和60年代から「越紅」の生産が始まりました。
山を切り開いた開発畑は、肥料分の少ない赤い土が特徴。
この赤土がさつまいもの中に甘みを凝縮させる役割を担い、赤い土色は、
そのままさつまいもの色に反映され、鮮やかな赤色できめ細かい皮肌を
作ると言われています。
さつまいもは「越紅(こしのくれない)」のブランド名で出荷され、赤く
きめの細かい皮肌、中は黄色で甘く、ホクホクした食感が特徴。
パンフレットによると、このさつまいもを使ったコロッケ「紅コロ」の
販売店がいくつかあるので、その中の1軒「横田精肉店」へ。
お店は小さなスーパーのようでした。
店の一画には揚げ物コーナーが。
横田精肉店の紅コロは、素材の味がそのまま楽しめるシンプルなコロッケ。
主役であるサツマイモには「紅東(べにあずま)」を使用。(時期により
金時の場合もあり)コロッケで使うひき肉やタマネギなども、できるだけ
地のものを使っているそうだ。
しかも値段が
1つ50円!本日の広告品ハムカツなんて40円。
「あの~、パンフレットより安いですが、何か違いがあるのでしょうか?」
「道の駅のは高く売ってるけど、中身は一緒」
と言う事で、2個100円。節約できました。
最後に道の駅でランチと思ったら、休日だからか超満員!
いつも空いているのに(失礼)と思いましたが、よく考えると「嵐渓荘」は
原則、休前日に2人で泊まれないから、私達も平日ばかり訪問していて、
それでいつも空いていたのです。
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宿で朝晩しっかり食べているし、初日に「パティスリー塔之坊」でおやつも
買っているのでなんとかなりますが、昨日に続いて本日も微妙な空腹感
のまま過ごす事に。
その後、嵐渓荘に戻り、優雅なコンサートの後、バタバタとティータイム
を過ごし、宿を後にしました。
次回は、やはり水害の被害で休業、再開したがんばる新潟のお宿です。
からコンサート開始までに、どこかでランチと給油をしなくては。
嵐渓荘への訪問自体は4回目なので、もう周辺で行く場所がなくて困った。
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紅葉も終盤だけれど、近くの大谷ダムを薦められたので行ってみた。
三条市中心部を貫流する一級河川・信濃川水系 五十嵐川(いからしがわ)
流域は古来より水害の多い地域で、ダムが上流部に建設されました。
旧名は五十嵐川ダムでしたが、地元の要望で水没地区である大谷集落
から名前を取り、大谷ダムに改名。
同時に人造湖は「ひめさゆり湖」と命名されました。
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ダムの先は約2kmで行き止まりです。
久しく、福島県境の八十里越をトンネルで貫き、只見町と結ぶ工事中。
八十里越(はちじゅうりごえ)は新潟県三条市と福島県南会津郡只見町
を結ぶ街道の名称で、二つの峠(鞍掛峠、木ノ根峠)を含みます。
名称の由来は「八里の区間でありながら八十里もあるかのよう
に急峻・長大な街道である」から。
十数km南には、六十里越も(国道252号)あります。
この区間を結ぶ国道289号は現在、車両が通行できる道路は開通して
おらず「点線国道」。
もともと新潟県新潟市と福島県いわき市を結ぶ長~い国道なのです。
なかなかつながらないのは、道の険しさだけでなく、途中で日本有数の
豪雪地帯があるのも原因の1つ。
全通は平成30年代(2020年代)の予想ですが、福島県内の未開通部分
は数年前にやっと開通しましたし、観光は便利になると思います。
八十里越は、幕末の長岡藩の家老河井継之助の最期の地としても有名。
河井は同藩の軍備を整え、越後から会津に侵入しようとする新政府軍と
戦い(北越戦争)、攻城戦の過程で流れ弾を膝に受けて倒れました。
戸板に載せられ八十里越を会津へ落ち延びますが、途中、破傷風を悪化
させ、現在の福島県只見町で死去します。
運ばれる最中
「八十里 腰抜け武士の 越す峠」と自嘲の句を詠んでいます。
「腰抜け」を「越抜け(越後を抜ける)」と重ねているという説もある
けれど、負傷しているのにそんな余裕あるとは思えないのですが・・・
この話を司馬遼太郎が小説「峠」に書いています。
ダムでは、前夜「ラウンジひめさゆり」でご一緒した、リピーターの方
を見かけました。
ちなみにその方は連泊で、やはりコンサート組。
三条方面に走っていると、川沿いに水害の後が残っていました。
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スーパーマーケットとホームセンターがセットの場所がありました。
反対車線にはちょうどガソリンスタンドもあって便利。
さすが新潟、おせいぺいの本場です。
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スーパーマーケットでは三条名物カレーラーメンの実物をチェック。
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福島県にもあったけれど、三条のカレーラーメンの歴史は古く、鍛冶職人
の活力源として70年も前から食べられていたといわれる地元食文化の
1つです。
この後、立ち寄った道の駅にもカレーラーメンの広告がありました。
ホームセンターで驚いたのは、新米と米びつが同じ場所で売られていた事。
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宿の売店で芋ようかんを販売、夕食のデザートで「さつまいものブリュレ」
が出ていたように、下田(しただ)はさつまいもが有名。
生産量も県内第1位です。
新潟県は日本でも有数の米どころですが、山間の三条市下田地区には
お米のできない赤土の土地があります。
下田地区では、昭和60年代から「越紅」の生産が始まりました。
山を切り開いた開発畑は、肥料分の少ない赤い土が特徴。
この赤土がさつまいもの中に甘みを凝縮させる役割を担い、赤い土色は、
そのままさつまいもの色に反映され、鮮やかな赤色できめ細かい皮肌を
作ると言われています。
さつまいもは「越紅(こしのくれない)」のブランド名で出荷され、赤く
きめの細かい皮肌、中は黄色で甘く、ホクホクした食感が特徴。
パンフレットによると、このさつまいもを使ったコロッケ「紅コロ」の
販売店がいくつかあるので、その中の1軒「横田精肉店」へ。
お店は小さなスーパーのようでした。
店の一画には揚げ物コーナーが。
横田精肉店の紅コロは、素材の味がそのまま楽しめるシンプルなコロッケ。
主役であるサツマイモには「紅東(べにあずま)」を使用。(時期により
金時の場合もあり)コロッケで使うひき肉やタマネギなども、できるだけ
地のものを使っているそうだ。
しかも値段が
1つ50円!本日の広告品ハムカツなんて40円。
「あの~、パンフレットより安いですが、何か違いがあるのでしょうか?」
「道の駅のは高く売ってるけど、中身は一緒」
と言う事で、2個100円。節約できました。
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最後に道の駅でランチと思ったら、休日だからか超満員!
いつも空いているのに(失礼)と思いましたが、よく考えると「嵐渓荘」は
原則、休前日に2人で泊まれないから、私達も平日ばかり訪問していて、
それでいつも空いていたのです。
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宿で朝晩しっかり食べているし、初日に「パティスリー塔之坊」でおやつも
買っているのでなんとかなりますが、昨日に続いて本日も微妙な空腹感
のまま過ごす事に。
その後、嵐渓荘に戻り、優雅なコンサートの後、バタバタとティータイム
を過ごし、宿を後にしました。
次回は、やはり水害の被害で休業、再開したがんばる新潟のお宿です。