2011年12月は宿泊予定が6泊。
仕事多忙な時期なので、初回はパブロフの記念日にあわせて近場の京都へ。
宿が冬以外はあまりお肉が出ない「摘み草の宿」だから、できれば前後のお昼
でお肉を食べたいと考えました。
11月は山形の「時の宿 すみれ」でお肉を堪能した後、地元・大阪が不完全
燃焼に終わったから、お店選びは慎重に。
京都市内経由なら多数の候補が出そうだが、コース的には面白くない。
もう十数年前にドライブで立ち寄ったあの店はどうだろう?と町名と店名を
ひらがなで記憶していた店をネット検索。
いまだ人気があるようで、初日のランチに決定。
そこから宿の前後のコースを考えました。
最終的に、早朝から紅葉が残っていそうな三尾~お茶~ランチ~いくつかの
道の駅~美山の合掌集落とパン屋さん~宿。
翌日は宿~京都市内か来た道を戻り、ランチ~おやつにパンかケーキ屋さん。
原則、宿以外の予約はしないというアバウトコースを作成。
三尾(さんび)とは、京都市北西部の北から順に
栂尾(とがのお)、槙尾(まきのお)、高雄(たかお)の事で、紅葉の名所。
鳥獣人物戯画の絵巻物と明恵上人で知られる栂尾山 高山寺。
運慶作の珍しい釈迦如来像がある槙尾山 西明寺。
空海(弘法大師)が真言密教を始めた高尾山 神護寺。
の名刹があります。
しかーし、前日京都は嵐のような悪天候。
紅葉も散りそうな勢いでしたが、なぜか朝には天候も回復。
雨あがりなら、しっとり、つややかな景色も写真に撮れそうです。
早朝、大阪の自宅から京都方面を見る。暗雲たれこめた感じ。
車でまずは三尾の1番北、栂ノ尾を目指します。
道は空いており、曇天ながら、まだ紅葉も残っていて期待が高まります。

最初の目的地は世界遺産 高山寺。
鎌倉時代に後鳥羽上皇の助力により、明恵上人が再興したお寺。
楓で有名。
そこには11月のみ有料=12月は無料の50台分の
駐車場があるのです。
トイレは駐車場の北の端にあり、お土産物屋さんや自販機もここに。
11月は地元民は紅葉渋滞をさけて、あまり三尾には近づきません。
でも毎年紅葉は12月上旬まで残っているし、新緑の時期もおススメ。
ここから槇尾・栂尾までは徒歩移動し、最後はバスで戻ります。
それでは飲み物とおやつを持って、数時間の散策に出かけましょう。
さて、どれくらい早朝かというと、高山時の開門は8時半。
ですが12月上旬の週末なら、紅葉シーズンの名残でまだ団体客も来るので、
8時頃にはたぶん入場できます。
駐車場側からだと裏口から入る事になります。
途中、入場券売場があるので「もう入れますか?」と聞いてみて下さい。
←竹製の通行止め。↓ 細い山道だから三脚禁止なんですね。


ここで表参道からの道と合流。
朝、人の少ない雨上がりの小道は風情があります。

国宝の 「鳥獣人物戯画」はレプリカ。
オリジナルは東京と京都の博物館にあります。
見学は別料金。左は世界遺産の認定証?

苔が柔らかそう。
カリンでしょうか。
紅葉だけで十分という方も、向かって左手にある
「日本最古之茶園」の石標と茶畑はぜひご覧下さい。

鎌倉時代の初期、宋から茶種をもらった建仁寺の栄西禅師。
まず九州の背振山に植えられたが、明恵上人に贈られたことにより上人が
栂尾に移し植えた為、ここが茶の発祥地となっています。
ここから茶畑は広まり、京都では仁和寺、醍醐、宇治、葉室(松尾)にも造ら
れました。
室町時代に流行した茶の本・非を飲み分ける「闘茶」という茶の会では、栂尾
の茶は味、香ともに最も優れた品質で本茶とされ、他は非茶とされました。
高山寺を後に、よく写真で見る石畳のある表参道~正門から出ます。

お天気はいまだ曇。
周山街道=車道移動


冬の準備も済んだ白雲橋を渡る。
長岡京が本店の筍で有名な料亭。
「槙ノ尾」のバス停の向いに清滝川に続く坂道があり、
案内もしっかり。
途中には使用しているのかと思う石段や、民家に興味深いものが。
西明寺へ続く朱色の指月橋。


次回は1番こじんまりしていて、今回のんびりできた西明寺をご紹介します。
仕事多忙な時期なので、初回はパブロフの記念日にあわせて近場の京都へ。
宿が冬以外はあまりお肉が出ない「摘み草の宿」だから、できれば前後のお昼
でお肉を食べたいと考えました。
11月は山形の「時の宿 すみれ」でお肉を堪能した後、地元・大阪が不完全
燃焼に終わったから、お店選びは慎重に。
京都市内経由なら多数の候補が出そうだが、コース的には面白くない。
もう十数年前にドライブで立ち寄ったあの店はどうだろう?と町名と店名を
ひらがなで記憶していた店をネット検索。
いまだ人気があるようで、初日のランチに決定。
そこから宿の前後のコースを考えました。
最終的に、早朝から紅葉が残っていそうな三尾~お茶~ランチ~いくつかの
道の駅~美山の合掌集落とパン屋さん~宿。
翌日は宿~京都市内か来た道を戻り、ランチ~おやつにパンかケーキ屋さん。
原則、宿以外の予約はしないというアバウトコースを作成。
三尾(さんび)とは、京都市北西部の北から順に
栂尾(とがのお)、槙尾(まきのお)、高雄(たかお)の事で、紅葉の名所。
鳥獣人物戯画の絵巻物と明恵上人で知られる栂尾山 高山寺。
運慶作の珍しい釈迦如来像がある槙尾山 西明寺。
空海(弘法大師)が真言密教を始めた高尾山 神護寺。
の名刹があります。
しかーし、前日京都は嵐のような悪天候。
紅葉も散りそうな勢いでしたが、なぜか朝には天候も回復。
雨あがりなら、しっとり、つややかな景色も写真に撮れそうです。

車でまずは三尾の1番北、栂ノ尾を目指します。
道は空いており、曇天ながら、まだ紅葉も残っていて期待が高まります。




最初の目的地は世界遺産 高山寺。
鎌倉時代に後鳥羽上皇の助力により、明恵上人が再興したお寺。


そこには11月のみ有料=12月は無料の50台分の

トイレは駐車場の北の端にあり、お土産物屋さんや自販機もここに。
11月は地元民は紅葉渋滞をさけて、あまり三尾には近づきません。
でも毎年紅葉は12月上旬まで残っているし、新緑の時期もおススメ。
ここから槇尾・栂尾までは徒歩移動し、最後はバスで戻ります。
それでは飲み物とおやつを持って、数時間の散策に出かけましょう。
さて、どれくらい早朝かというと、高山時の開門は8時半。

ですが12月上旬の週末なら、紅葉シーズンの名残でまだ団体客も来るので、
8時頃にはたぶん入場できます。
駐車場側からだと裏口から入る事になります。
途中、入場券売場があるので「もう入れますか?」と聞いてみて下さい。



ここで表参道からの道と合流。
朝、人の少ない雨上がりの小道は風情があります。



オリジナルは東京と京都の博物館にあります。
見学は別料金。左は世界遺産の認定証?







紅葉だけで十分という方も、向かって左手にある
「日本最古之茶園」の石標と茶畑はぜひご覧下さい。

鎌倉時代の初期、宋から茶種をもらった建仁寺の栄西禅師。
まず九州の背振山に植えられたが、明恵上人に贈られたことにより上人が
栂尾に移し植えた為、ここが茶の発祥地となっています。
ここから茶畑は広まり、京都では仁和寺、醍醐、宇治、葉室(松尾)にも造ら
れました。
室町時代に流行した茶の本・非を飲み分ける「闘茶」という茶の会では、栂尾
の茶は味、香ともに最も優れた品質で本茶とされ、他は非茶とされました。



高山寺を後に、よく写真で見る石畳のある表参道~正門から出ます。















「槙ノ尾」のバス停の向いに清滝川に続く坂道があり、



途中には使用しているのかと思う石段や、民家に興味深いものが。




西明寺へ続く朱色の指月橋。


次回は1番こじんまりしていて、今回のんびりできた西明寺をご紹介します。