A&Pの☆お宿千夜一夜

美味と心地よい宿を求め、各地をむしゃむしゃ修行中!

さよならアラン・シャペル(神戸)

2012-03-25 15:00:00 | 近畿・食
震災後に決めた奇数月の東北旅行。

1月は多忙で1回休み、そのかわり3・4・5月は毎月予定を入れています。

3月、久しぶりの旅は神戸空港から5ヶ月ぶりに茨城へ。

伊丹空港が1番近い我が家なので時間はかかるけれど、神戸からしか直行便が

ないし、何より料金が安い上に旅の前後で神戸の食べ歩きも可能♪

 ポートライナーから見た、雨に煙るポートピアホテル。

新しもの好き、ホテル好きの実家ではオープン当初から何回も泊まりました。

外観通り部屋の窓側はゆるくカーブしていて、当初の内装は海側がオレンジ、

山側がアーモンドグリーンだったと思います。

家族で両方の部屋を予約して、昼間は海、夜は山側の夜景を楽しみました。

中華の夕食時、幼い妹が椅子で寝ていたのを思い出します。

その妹も今じゃ三十路・・・

お正月の朝食バイキングは、今でも高いと思う3000円でした。

苺があっと言う間に消えて・・・英国風サーモンも当時は豪華に感じました。

なぜか記憶に全くないけれど、そこを目当てに訪れたのが最上階=31階の

フレンチ「アラン・シャペル」唯一の支店。

それがフランス本店の意向で3月25日までと聞きました。

店内挙式などのサービス面をめぐって本店の新経営陣と意見が異なり、本店

側が提携店を持たない方針を決めたという。

ホテル開業時の目玉としてオープンして31年。

自分の名を冠したレストランの伝説の三ツ星シェフ。

当時まだ40代前半だったアラン・シャペルは、美しい海や山のある神戸を

気に入り、とても熱心に指導したそうです。

スタッフを本店に招き料理だけでなく、市場での食材、テーブルに飾る花の

選び方まで教え、毎年春と秋の2回、来店した際には自ら腕を振るい、神戸

店を一流のレベルに育てようとしたという。

90年に52歳という若さで亡くなられた後も、神戸店は続き、ずっとそこ

にあってあたりまえ、と思っていたので寂しいです。


今回の旅でフランスの「アラン・シャペル」の店で修行した事のある料理人

さんの店を、たまたま予約しているなんて不思議です。

ただ希望日の予約が取れず、2食バイキングの後なので、食べきれるか心配?

そして、完全予約制で、ネットへの書き込み、写真撮影も禁止なのでここにも

書けませんが・・・シェフからは修行時代のお話等いろいろ伺いました。



さて、本日は茨城到着がお昼でランチを食べ損なう予感。

  空弁を購入して機内で食べておこ。

おまけ
 神戸空港の待合室のモニュメントって、突き刺さりそうで怖い。

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