アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

ロータリーアルトホルン10

2008-08-08 11:02:19 | 楽器
アルトホルン修理中にドラム型ロータリーのバネが少し強すぎるように感じましたが、それより、主管抜き差し組み立ての作り方自体が気になりだしました。

主管抜き差し組み立てに、ついている支柱座の半田付けが気になりました。

半田の量が少なすぎるのです。

この支柱座に半田を足しました。付け直し中、新しく付ける半田より、もともとの半田のほうが早く溶けてしまいました。

支柱座の半田付けは通常の半田ではなく低温半田を使用していた様です。(普通の楽器組み立てでは低温半田は使用しません。)

低温半田は通常の半田より30度位低い温度で溶け始めるのです。

支柱座をつけなおす前にガスバーナーの熱が回ってしまい“ツバ抜き座”と“ツバ抜き臼”のほうが先に半田が溶けてぽろっと取れてしまいました。

“ツバ抜き座”と“ツバ抜き臼”も低温半田で付けてあったのです。
コメント
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