
lab4 眠らない女の話
眠れないのではなく、眠らないのである。眠りを嫌う「私」は眠りの変わりとなる世界で様々な存在と出会っていく。宇宙から大海原へ、「井戸」を目指すサイコロジカル芝居。
~当日パンフレットより
アンケートより女性にとても人気のあった作品です。リリシズムを感じる内容なのかなと。
大学時代に書いた、岩倉さん主演の「サイコロジカルブルーチーズ」の続編です。サイコ~では境界性人格障害という症状と闘い、今回は不眠症との闘いです。岩倉さんは私とやると病みキャラ闘いキャラになるようです。
ジジツ、黒猫と前回登場したキャラクターも再登場です。そしてライカ犬、獏、メイと新たなキャラクターも縦横無尽に活躍します。言葉遊びたっぷりのキャラクター芝居ですが救いの無い、どこか寂しさが残る、lab6「神様ごっこの話」のアンチ作品となっています。
そして空想世界の私の声を「レム」「ノンレム」という語り部2人制で当てたこれも多少婦人では新しい試み。
「音」にもこだわる演出を施した、特に意識したわけでもないですが、それでも各lab中、一番思い入れあるかもしれない作品。
分からないというお言葉を多く頂きました。只、あの作品の「人間」は何人いるか。答えは思ったより少ないのかもしれません。そして何故彼女は「眠らない」のか。猫がその答えを導いていますが、それでもそれは本当に「正しい」のか?それは誰の答えなのか?
本番の岩倉の「私は1人だ」は必聴。
眠れないのではなく、眠らないのである。眠りを嫌う「私」は眠りの変わりとなる世界で様々な存在と出会っていく。宇宙から大海原へ、「井戸」を目指すサイコロジカル芝居。
~当日パンフレットより
アンケートより女性にとても人気のあった作品です。リリシズムを感じる内容なのかなと。
大学時代に書いた、岩倉さん主演の「サイコロジカルブルーチーズ」の続編です。サイコ~では境界性人格障害という症状と闘い、今回は不眠症との闘いです。岩倉さんは私とやると病みキャラ闘いキャラになるようです。
ジジツ、黒猫と前回登場したキャラクターも再登場です。そしてライカ犬、獏、メイと新たなキャラクターも縦横無尽に活躍します。言葉遊びたっぷりのキャラクター芝居ですが救いの無い、どこか寂しさが残る、lab6「神様ごっこの話」のアンチ作品となっています。
そして空想世界の私の声を「レム」「ノンレム」という語り部2人制で当てたこれも多少婦人では新しい試み。
「音」にもこだわる演出を施した、特に意識したわけでもないですが、それでも各lab中、一番思い入れあるかもしれない作品。
分からないというお言葉を多く頂きました。只、あの作品の「人間」は何人いるか。答えは思ったより少ないのかもしれません。そして何故彼女は「眠らない」のか。猫がその答えを導いていますが、それでもそれは本当に「正しい」のか?それは誰の答えなのか?
本番の岩倉の「私は1人だ」は必聴。
渡辺さん向きではないかもしれません。でも、あの
話には合ってるんです。初めて地下へ降りてインテリアを見た時、「サイコロジカルブルーチーズ」を連想したのですから。「害獣芝居」も海つながりの芝居で、そのあと観たのが「劇団サーカス劇場」のアングラ芝居で海とは無関係な内容。どうせならあのキッチュなインテリアを背景に使ったおとなの童話を見せ、その後で観客と談笑してもらいたいのです。
渡辺さん向きではないかもしれません。でも、あの
話には合ってるんです。初めて地下へ降りてインテリアを見た時、「サイコロジカルブルーチーズ」を連想したのですから。「害獣芝居」も海つながりの芝居で、そのあと観たのが「劇団サーカス劇場」のアングラ芝居で海とは無関係な内容。どうせならあのキッチュなインテリアを背景に使ったおとなの童話を見せ、その後で観客と談笑してもらいたいのです。
スミマセン
が、やはり、視覚への効果、観客へ訴えかけるものが非常に強いと思えます。機能美としての劇場もよいですが、装飾美を追求した劇場、劇空間で芝居を上演したいですね。