演劇知

劇的考察譚

神楽坂にて

2010-03-01 23:30:15 | Weblog
劇団ラムダ&トキの芝居「ストックホルムシンドローム」を観てきました。

教え子の曽我さんが出演し、labでおなじみ波君が劇作演出をやるという。


波君の舞台センスを感じました。部屋を若干斜めにする構造や額縁の工夫などは流石。神楽坂ディプラッツの劇場構造をよく考慮した舞台でした。

曽我さんの演技も昔と比べるととても上手になっていました。なんだかベテランの風格さえも。継続の力を感じます。
そういえば昔は、箒に乗った魔女というエチュードやっていたなとしみじみします。


芝居は挿話で展開する内容で、もっとフォーカスを絞ることで人間を掘り下げられたのではないかなと思います。なんやかんやで芸術は「人間」を描くものだと最近思います。

配役の妙?もあり、劇団の持っている力は出せているのではないでしょうか。


焦ってしまい写真を撮り忘れたのはミス。なので神楽坂の風景を。神楽坂は良い街です。芝居観る前にカフェによったのですが、オーガニックな野菜が本当に美味しい!おかげで遅刻しそうになりました。



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2 コメント

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Unknown (そが)
2010-03-02 12:54:51
先日はご来場いただき、ありがとうございました。

何だかんだで、そろそろ演劇始めてから5年め突入なんですね。
はやーい…
箒に乗った魔女…自分が思い出すまでに時間がかかりました(笑

「絵美」よりも「女の子」のほうが好評でした。
何でですかね?笑


また感想お聞かせください。

本当にありがとうございましたm(_ _)m

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そが様へ (わたなべ)
2010-03-02 23:26:47
「女の子」の方がそがさんのキャラクターと合っていたのでしょう。見た目やら声質やら。そして「女の子」の方が「見せ物」になっていたのかなとも思います。

また直接お話しましよう。
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