My ordinary days

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ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

バルトーク「ピアノ協奏曲第3番」

2009-10-03 10:03:04 | 音楽
「1Q84」の影響でですごく売れたというバルトーク。
わたしもライナー指揮シカゴ響の演奏の「管弦楽のための協奏曲」持っていますが、正直わけがわからなかったです。本を読んだ後にそういえば家にあると思い聴き直して見たけれどやっぱり・・・
身もふたもなく言うと、本当にわかりやすくないんですね。オケの楽器がそれぞれ独奏楽器のように扱われており、各楽器に名技性を与えているというのですが、なんだかさっぱり。
クラ初心者に口当たりのいい音楽ではないようです。

が、プロコフィエフのピアノ協奏曲が聴きたくて買ったCDにはいっていた表題のものは、とてもよかった
あのプロコの強烈なピアノ協奏曲にはさまれた形で収録されているのですが、負けていないです。(なんて、初めは飛ばしてプロコばかり聴いていたワタクシ・・)すごく、奥行きのある音なのです。

第一楽章 アレグレット ソナタ形式
第二楽章 アダージョ・レリジオーソ
第三楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ ロンド形式

特に第三楽章。弦楽器が響きティンパニーが叫び、ピアノがまるで打楽器のように鳴り響く。とても艶っぽいというか色っぽい感じの第2楽章から、おおこうくるか。と迫ってくる。
うわ、か、かっこいい・・・

どちらかというと交響曲のほうがすきなのですが、これくらい迫力のアル演奏なら問題なし。

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 1997年の演奏です。