☆☆この問題早くすっきり片付いてほしい。
「未熟な研究者」ね・・ そうなんでしょうがいまそれを監督責任ある人がいう??
小保方氏問題 理研4時間会見詳報 「科学者としては非常に未熟」小保方氏をバッサリ(産経新聞) - goo ニュース
2014年3月14日(金)22:33
小保方氏問題 理研4時間会見詳報 「科学者としては非常に未熟」小保方氏をバッサリ
(産経新聞)
《同じような質問が繰り返され、間延びした感が漂い始めた会見場。そうした中、出てきた質問は再び小保方(おぼかた)晴子・理研研究ユニットリーダーの現状についてだった》
《14日、米紙ウォールストリート・ジャーナルの取材に対し、盗用が指摘されている博士論文について、「学位審査をパスした(最終的な)ものではなく下書き」と反論した小保方氏。記者からは、これまでの沈黙を破った小保方氏の現在の心境について質問が出た》
記者「小保方さんは、もしかしたら発言したいのではないか。この行動についてはどう考えているか」
川合真紀理事「本人の発言の自由を妨げることはできません。調査を公平に行うために、これに関することは今はお答えしないでいただければな、という思いはあります」
《「最終報告まではコメントは控えてほしい」。理研の、そんな本音が透けてみえる答えだった》
《一方で、あくまでSTAP細胞が存在するかどうかは、第三者の再現実験の成功の有無で判明するという見解を繰り返す理研。記者から、現時点での再現実験の成功例を問われた》
記者「改めて理研の中で小保方さん以外の第三者はSTAP細胞の研究は成功しているのかを聞きたい」
竹市雅俊発生・再生科学総合研究センター長「共著者に関しては成功したという例はまだ聞いていません」
記者「共著者の研究結果についてはどうか」
竹市氏「共著者の複数は自身で検証を重ねていて、ポジティブな結果を得たとは聞いています。それ以外はありません」
記者「小保方さんは再現実験に成功したといっていて、(共著者の)丹羽仁史さんは今、トライしていて成功してないということになっている。実際はどうなのか」
川合氏「第三者がSTAP細胞に成功したとは聞いている。『確実です』とはいえませんが、『事実はある』と、報告は受けています」
《再現実験の成功事例については、「報告」に止まっているのが現状のようだった》
《続いての質問は、今回の問題を受けての理研の責任を問いただす内容だった》
記者「理研からこういう論文を、世界に発信したことは理研だけではなくて、日本全体の科学技術に厳しい目が寄せられることになるのではないか」
《野依良治理事長が顔を赤らめて、次のように答えた》
野依氏「大変由々しき問題だと思っております。やはり、科学の主張をするわけですから、それを説得させる客観的事実が論文に記載されるべきでありますが、極めてずさんな取り扱いがあったと思っております。あってはならないと思っています」
記者「あくまでSTAP細胞の事実確認は科学者に任せるということでよいか」
川合氏「真偽の程について科学者コミュニティーの中から疑問が出てきており、日々強くなっているということも事実です。その環境の中で発見が本当に正しかったかどうかについては、科学者コミュニティーの見解を待たなければならないと思います」
記者「小保方さんが外部に提出して判定してもらうという手法もあるか」
竹市氏「理研とは何も関係ない研究者が検証することが一番確かだと思います」
《今回、英科学誌「ネイチャー」に論文を投稿することになった審査の経緯と今後の対応についても改めて質問があった》
記者「そもそも画像や文書の客観的調査は、どこまで行おうとしていたのか」
川合氏「出版社側と、出版物がチェックされてオープンになるまではあまり外に漏らさないようにという契約があります。一般的な科学者の常識として、共著者全員、著者として書かれている方々であるので、普通は全員が中身を検証し投稿するものだと思っています。ただ今回それが成されているとは言い切れないので、理研の中で確認を取っていきます」
記者「チェック体制という点では今後どういった見直しをするのか」
川合氏「個々の研究者の倫理観を上げていきます。これ以外の対処の仕方は難しいのではないでしょうか。所属長の責任という意味では、所属長がそれをきちんと確認するということを強めていきたいと思います。一方で、科学のフリーダムを考えたときに、多数決で決めるということはできないと思っています。できる限りこのようなことを無くす努力をしていきたい」
《改善策を示す一方で、問題の根本的な原因に対する分析が見えてこない今回の会見。記者からは、理研の認識を問う声が上がった》
記者「現時点で判明していることで、倫理に反するのは具体的にどの部分か」
川合氏「切り張りして、くっつけること自体が研究者倫理に沿っていないという指摘を受けています。倫理的には正しくないデータ処理を行なったということになります。悪意のある改竄(かいざん)かどうかは、先ほど委員長がご紹介した通り、今後の調査結果で判断したいです」
記者「名前の出されている論文の著者3人(小保方氏、笹井芳樹氏、丹羽仁史氏)は論文を撤回する意思があると考えていいか」
竹市氏「私が撤回を勧めた段階では3人が同意したと私は理解しています」
《論文が撤回される公算が大きくなっていることをにおわせる発言。続いて筆頭著者の小保方氏が理研の調査に対して行った説明の内容が、明かされた》
記者「画像取り違えについて、小保方さんはどう説明しているか」
石井俊輔調査委員会委員長「小保方さんの説明は、『だいぶ、昔に行った実験で同じような画像を使っていて、その画像を間違って使ってしまいました』というのが彼女のストレートな説明です」
記者「『間違って使った』ということか。そういうことはあり得るのか。小保方さんを追及しなかったのか」
石井氏「そこが、調査継続中になっていることをご理解いただきたい」
記者「共著者の内で1人だけ(論文撤回に)同意されていない方(チャールズ・バカンティ米ハーバード大教授)がいる。彼はまだ撤回には同意しないのか」
竹市氏「そう聞いております」
《ここで、質問はまた、小保方氏の動向に移った》
記者「小保方さんは神戸で何をしているのか」
竹市氏「それは個人的な問題なので答えることはできません。現在はこういう状態ですので研究は停止しております」
記者「他者の論文を引用なしに、(自分の)論文に入れてしまったことはどう考えているか」
川合氏「引用しないで文書のコピーを済ますことは明らかにあり得ない。それはその通りです」
記者「この点について小保方さんの科学者の責任は」
竹市氏「科学者としては非常に未熟だと考えています」
《STAP細胞に関する論文が発表された当初は、革新的な成果を出したとして称賛された小保方氏。竹市氏は、そんな科学者を改めて「非常に未熟」と切って捨てた》
☆☆こちらの教授はSTAP細胞について揺るがないなあ でも。再現性が確認されれば、とは思います。
STAP細胞、作製手法公表へ…バカンティ教授(読売新聞) - goo ニュース2014年3月15日(土)14:54
【ワシントン=中島達雄】理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で不正が疑われている問題で、論文共著者の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授は14日、STAP細胞の詳細な作製手法を近くウェブサイトに公表する考えを明らかにした。世界の研究者に再現実験を促し、STAP細胞の存在を証明したい考えだ。
バカンティ教授はSTAP細胞論文について「比較的軽微な間違いや外部からの圧力によって無視するにはあまりに重要な論文だ」と指摘、論文を撤回する意思がないことを改めて示した
☆☆そして、あらまあ新しい人物が登場ですね。
「STAP細胞」小保方さんと並ぶキーパーソン 「笹井芳樹」副センター長とは?(弁護士ドットコム) - goo ニュース2014年3月16日(日)15:15
「ノーベル賞級の大発見」として注目されながら、さまざまな疑惑が指摘されている「STAP細胞」の研究論文。メディアでは、論文の筆頭著者である理化学研究所(理研)の小保方晴子ユニットリーダーに大きな注目が寄せられているが、「隠れたキーパーソン」とでも呼ぶべき人物がいる。
小保方さんが所属する理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長だ。再生医学の分野で日本を代表する研究者の一人とされ、生命科学の領域で顕著な功績をあげた現役研究者に贈られる上原賞を受賞したばかりだ。
●論文の共同作業者・・・「割烹着」のアイデアも発案?
笹井副センター長は小保方さんの上司であるともに、英科学誌「ネイチャー」に掲載された「STAP細胞論文」の共同著者の一人でもある。論文の作成にあたっては、小保方さんとともに中心的な役割を担ったとされている。
また、東京新聞によると、1月下旬のSTAP細胞「発見」の記者発表についても、理研の広報チームとメディア戦略を練ったとされる。テレビなどで大きく取り上げられた小保方さんの「割烹着」のアイデアも、笹井副センター長の発案だったという。
理研が3月14日に開いた記者会見では、調査委員会の石井俊輔委員長が、「STAP細胞論文」における笹井副センター長の役割について、次のように語った。
「いろんなデータを集めてヒアリングした結果、論文の作成はかなりの部分、小保方さんと笹井さんの共同作業だったと認識している。正直、小保方さん程度の経験では、ネイチャーの論文のロジックを組み立てるというのは、まだ力不足だと思われる。論文の画像をどのようにアレンジして、論文のメインテキストをどういう論理の流れにするかということについては、笹井さんが指導したと認識している」
●野依理事長「笹井副センター長の責任は非常に重い」
記者会見では、笹井副センター長の責任についても質問が出た。
理研の野依理事長は「シニアの研究者になればなるほど、起こした問題に対する責任は大きい。笹井副センター長は、これまで竹市雅俊センター長のもとで研究してきたので、竹市センター長がどう考えているかということはあるが、私は、責任は非常に重いと思っている」とコメントした。
さらに、記者会見の最後には、記者の一人から「笹井さんは来月、センター長になるという話も聞いているが、再検討はしないのか」という質問も出た。笹井副センター長は、理研の発生・再生科学総合研究センターのナンバー2にあたる人物であり、これまでの研究実績からしても、次期センター長候補と呼ぶにふさわしいということだろう。
しかし、この質問に対して、川合眞紀・研究担当理事は「笹井副センター長がセンター長になるという話は聞いていない。知らない情報に対して、再検討もなにもない」と明確な回答を避けた。
(弁護士ドットコム トピックス)
「未熟な研究者」ね・・ そうなんでしょうがいまそれを監督責任ある人がいう??
小保方氏問題 理研4時間会見詳報 「科学者としては非常に未熟」小保方氏をバッサリ(産経新聞) - goo ニュース
2014年3月14日(金)22:33
小保方氏問題 理研4時間会見詳報 「科学者としては非常に未熟」小保方氏をバッサリ
(産経新聞)
《同じような質問が繰り返され、間延びした感が漂い始めた会見場。そうした中、出てきた質問は再び小保方(おぼかた)晴子・理研研究ユニットリーダーの現状についてだった》
《14日、米紙ウォールストリート・ジャーナルの取材に対し、盗用が指摘されている博士論文について、「学位審査をパスした(最終的な)ものではなく下書き」と反論した小保方氏。記者からは、これまでの沈黙を破った小保方氏の現在の心境について質問が出た》
記者「小保方さんは、もしかしたら発言したいのではないか。この行動についてはどう考えているか」
川合真紀理事「本人の発言の自由を妨げることはできません。調査を公平に行うために、これに関することは今はお答えしないでいただければな、という思いはあります」
《「最終報告まではコメントは控えてほしい」。理研の、そんな本音が透けてみえる答えだった》
《一方で、あくまでSTAP細胞が存在するかどうかは、第三者の再現実験の成功の有無で判明するという見解を繰り返す理研。記者から、現時点での再現実験の成功例を問われた》
記者「改めて理研の中で小保方さん以外の第三者はSTAP細胞の研究は成功しているのかを聞きたい」
竹市雅俊発生・再生科学総合研究センター長「共著者に関しては成功したという例はまだ聞いていません」
記者「共著者の研究結果についてはどうか」
竹市氏「共著者の複数は自身で検証を重ねていて、ポジティブな結果を得たとは聞いています。それ以外はありません」
記者「小保方さんは再現実験に成功したといっていて、(共著者の)丹羽仁史さんは今、トライしていて成功してないということになっている。実際はどうなのか」
川合氏「第三者がSTAP細胞に成功したとは聞いている。『確実です』とはいえませんが、『事実はある』と、報告は受けています」
《再現実験の成功事例については、「報告」に止まっているのが現状のようだった》
《続いての質問は、今回の問題を受けての理研の責任を問いただす内容だった》
記者「理研からこういう論文を、世界に発信したことは理研だけではなくて、日本全体の科学技術に厳しい目が寄せられることになるのではないか」
《野依良治理事長が顔を赤らめて、次のように答えた》
野依氏「大変由々しき問題だと思っております。やはり、科学の主張をするわけですから、それを説得させる客観的事実が論文に記載されるべきでありますが、極めてずさんな取り扱いがあったと思っております。あってはならないと思っています」
記者「あくまでSTAP細胞の事実確認は科学者に任せるということでよいか」
川合氏「真偽の程について科学者コミュニティーの中から疑問が出てきており、日々強くなっているということも事実です。その環境の中で発見が本当に正しかったかどうかについては、科学者コミュニティーの見解を待たなければならないと思います」
記者「小保方さんが外部に提出して判定してもらうという手法もあるか」
竹市氏「理研とは何も関係ない研究者が検証することが一番確かだと思います」
《今回、英科学誌「ネイチャー」に論文を投稿することになった審査の経緯と今後の対応についても改めて質問があった》
記者「そもそも画像や文書の客観的調査は、どこまで行おうとしていたのか」
川合氏「出版社側と、出版物がチェックされてオープンになるまではあまり外に漏らさないようにという契約があります。一般的な科学者の常識として、共著者全員、著者として書かれている方々であるので、普通は全員が中身を検証し投稿するものだと思っています。ただ今回それが成されているとは言い切れないので、理研の中で確認を取っていきます」
記者「チェック体制という点では今後どういった見直しをするのか」
川合氏「個々の研究者の倫理観を上げていきます。これ以外の対処の仕方は難しいのではないでしょうか。所属長の責任という意味では、所属長がそれをきちんと確認するということを強めていきたいと思います。一方で、科学のフリーダムを考えたときに、多数決で決めるということはできないと思っています。できる限りこのようなことを無くす努力をしていきたい」
《改善策を示す一方で、問題の根本的な原因に対する分析が見えてこない今回の会見。記者からは、理研の認識を問う声が上がった》
記者「現時点で判明していることで、倫理に反するのは具体的にどの部分か」
川合氏「切り張りして、くっつけること自体が研究者倫理に沿っていないという指摘を受けています。倫理的には正しくないデータ処理を行なったということになります。悪意のある改竄(かいざん)かどうかは、先ほど委員長がご紹介した通り、今後の調査結果で判断したいです」
記者「名前の出されている論文の著者3人(小保方氏、笹井芳樹氏、丹羽仁史氏)は論文を撤回する意思があると考えていいか」
竹市氏「私が撤回を勧めた段階では3人が同意したと私は理解しています」
《論文が撤回される公算が大きくなっていることをにおわせる発言。続いて筆頭著者の小保方氏が理研の調査に対して行った説明の内容が、明かされた》
記者「画像取り違えについて、小保方さんはどう説明しているか」
石井俊輔調査委員会委員長「小保方さんの説明は、『だいぶ、昔に行った実験で同じような画像を使っていて、その画像を間違って使ってしまいました』というのが彼女のストレートな説明です」
記者「『間違って使った』ということか。そういうことはあり得るのか。小保方さんを追及しなかったのか」
石井氏「そこが、調査継続中になっていることをご理解いただきたい」
記者「共著者の内で1人だけ(論文撤回に)同意されていない方(チャールズ・バカンティ米ハーバード大教授)がいる。彼はまだ撤回には同意しないのか」
竹市氏「そう聞いております」
《ここで、質問はまた、小保方氏の動向に移った》
記者「小保方さんは神戸で何をしているのか」
竹市氏「それは個人的な問題なので答えることはできません。現在はこういう状態ですので研究は停止しております」
記者「他者の論文を引用なしに、(自分の)論文に入れてしまったことはどう考えているか」
川合氏「引用しないで文書のコピーを済ますことは明らかにあり得ない。それはその通りです」
記者「この点について小保方さんの科学者の責任は」
竹市氏「科学者としては非常に未熟だと考えています」
《STAP細胞に関する論文が発表された当初は、革新的な成果を出したとして称賛された小保方氏。竹市氏は、そんな科学者を改めて「非常に未熟」と切って捨てた》
☆☆こちらの教授はSTAP細胞について揺るがないなあ でも。再現性が確認されれば、とは思います。
STAP細胞、作製手法公表へ…バカンティ教授(読売新聞) - goo ニュース2014年3月15日(土)14:54
【ワシントン=中島達雄】理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で不正が疑われている問題で、論文共著者の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授は14日、STAP細胞の詳細な作製手法を近くウェブサイトに公表する考えを明らかにした。世界の研究者に再現実験を促し、STAP細胞の存在を証明したい考えだ。
バカンティ教授はSTAP細胞論文について「比較的軽微な間違いや外部からの圧力によって無視するにはあまりに重要な論文だ」と指摘、論文を撤回する意思がないことを改めて示した
☆☆そして、あらまあ新しい人物が登場ですね。
「STAP細胞」小保方さんと並ぶキーパーソン 「笹井芳樹」副センター長とは?(弁護士ドットコム) - goo ニュース2014年3月16日(日)15:15
「ノーベル賞級の大発見」として注目されながら、さまざまな疑惑が指摘されている「STAP細胞」の研究論文。メディアでは、論文の筆頭著者である理化学研究所(理研)の小保方晴子ユニットリーダーに大きな注目が寄せられているが、「隠れたキーパーソン」とでも呼ぶべき人物がいる。
小保方さんが所属する理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長だ。再生医学の分野で日本を代表する研究者の一人とされ、生命科学の領域で顕著な功績をあげた現役研究者に贈られる上原賞を受賞したばかりだ。
●論文の共同作業者・・・「割烹着」のアイデアも発案?
笹井副センター長は小保方さんの上司であるともに、英科学誌「ネイチャー」に掲載された「STAP細胞論文」の共同著者の一人でもある。論文の作成にあたっては、小保方さんとともに中心的な役割を担ったとされている。
また、東京新聞によると、1月下旬のSTAP細胞「発見」の記者発表についても、理研の広報チームとメディア戦略を練ったとされる。テレビなどで大きく取り上げられた小保方さんの「割烹着」のアイデアも、笹井副センター長の発案だったという。
理研が3月14日に開いた記者会見では、調査委員会の石井俊輔委員長が、「STAP細胞論文」における笹井副センター長の役割について、次のように語った。
「いろんなデータを集めてヒアリングした結果、論文の作成はかなりの部分、小保方さんと笹井さんの共同作業だったと認識している。正直、小保方さん程度の経験では、ネイチャーの論文のロジックを組み立てるというのは、まだ力不足だと思われる。論文の画像をどのようにアレンジして、論文のメインテキストをどういう論理の流れにするかということについては、笹井さんが指導したと認識している」
●野依理事長「笹井副センター長の責任は非常に重い」
記者会見では、笹井副センター長の責任についても質問が出た。
理研の野依理事長は「シニアの研究者になればなるほど、起こした問題に対する責任は大きい。笹井副センター長は、これまで竹市雅俊センター長のもとで研究してきたので、竹市センター長がどう考えているかということはあるが、私は、責任は非常に重いと思っている」とコメントした。
さらに、記者会見の最後には、記者の一人から「笹井さんは来月、センター長になるという話も聞いているが、再検討はしないのか」という質問も出た。笹井副センター長は、理研の発生・再生科学総合研究センターのナンバー2にあたる人物であり、これまでの研究実績からしても、次期センター長候補と呼ぶにふさわしいということだろう。
しかし、この質問に対して、川合眞紀・研究担当理事は「笹井副センター長がセンター長になるという話は聞いていない。知らない情報に対して、再検討もなにもない」と明確な回答を避けた。
(弁護士ドットコム トピックス)